校内で現在も測定しております放射線測定値は、今後は「学校便り」で保護者の皆様にお知らせいたします。また、地域の方々からのご要望もあり、ホームページにも同様のデータをPDFファイルで掲載することといたしました。学校便り、ホームページの発表は毎週月曜日を予定しております。なお、現在測定をしております機器は文部科学省から借りている放射線メーター「はかるくん2」です。測定範囲は0.001μsv/h~9.999μsv/hとなっています。pdf(20110502)
先日、これまで行ってきた放射線値の掲載について、中断することをお知らせしました。その理由として、まず第一に、現在、国や文部科学省から正確な数字が公表されていること。本校の数値は、あくまで教職員の手によるものであり、ご家庭に参考としてお知らせすることと考えておりました。
第二に、私たちが情報をお伝えするべき対象者は、まず、保護者が第一であります。したがって、ホームページよりも文書をもってお知らせしたほうが、各家庭に確実に伝わると考えました。
なお、測定については現在も継続しており、結果については定期的に文書をもってお知らせしてまいります。その旨、ご理解をいただきたいと思います。(文責 橘小学校長 佐藤守廣)
先日来、本校独自で実施した校舎内及び校庭等の放射線測定値をホームページに掲載してまいりましたが、インターネット等での測定値の発表は、文部科学省や県など公的な機関が測定したものに限るとのことから、今週からホームページへの掲載は中断することとなりました。なお、学校独自の調査はこれまでどおり継続し、数値の推移等については、学校便り等で保護者の皆様にお知らせしてまいりますので、ご理解いただきますようにお願いいたします。
確証はありませんが、これまで測定を続けてきて感じていることは、現在計測される放射線は、空気中に漂う放射性物質から放出されているものより、地面に付着した放射性物質から直線的に放出されるものの方が、かなり多いのではないかということです。実際、上部に屋根があり雨にぬれないコンクリート部分や、同じく雨の当たらない3階のベランダなどは屋外にも関わらず低い値が計測されます。校庭の新しく土を入れた部分の空間線量が低い値なのも説明がつきます。3月15日頃に原発から放出された汚染物質が上空から降り注ぎ、郡山の地面に定着して放射線を発している、といえばよいのでしょうか。
さて、本日の測定結果は以下の通りです。左が4月11日、右が4月22日です。いずれも高さ1m 単位はマイクロシーベルト/h
<屋内> 1階教室 0.25 , 0.17 南昇降口 0.29 , 0.24 東昇降口 0.29 , 0.27 2階教室 0.11 , 0.10 2階廊下 0.10 , 0.09 3階教室 0.11 , 0.11 3階廊下 0.12 , 0.10 <屋外> 玄関前 1.04 , 0.89 体育館前 1.27 , 0.91 中庭 2.06 , 1.87 校庭中央 3.37 , 2.64 3階屋上 0.61 , 0.55 校庭整地部分(未計測) , 0.76 校庭南東角 (未計測) , 3.32 ※土日の測定は休みます。