2号機の海水注入の際、東電本店からもったいないからなるべく粘って真水を待つ選択は無いのかと言っていたことについて。5~6号機を廃炉にせず、再び使用しようとする東電の思惑について。トリウム原発の研究を中部電力が始めたことについて。
東京電力テレビ会議「原子力安全委員会の人たちが現場に行くべきだった スリーマイル島原発事故は原子力規制委員会の人たちが行って対処した」小出裕章
- 東京電力が公開したテレビ会議
についてです。
田中俊一・原子規制委委員長候補「原発はコントロールできる」発言について 「私は正反対の意見です」 小出裕章
- 田中俊一・原子力規制委員会委員長候補の「原発はコントロールできる」発言
- ストロンチウム90の毒性
- これまで人間に被曝を与えた最大の放射性物質はストロンチウム
- 今回はセシウムに注目すべきだということ
- 海産物の汚染は、セシウムだけではなくストロンチウムに注意を払う必要が有ること
についてです。
保安院が玄海1号に「2033年まで十分健全」とお墨付きーー「割れてしまったら手の施しようがない (原発事故以降保安院のメンバーは)全く変わっていません」小出裕章
- 玄海原発1号機について、保安院が「2033年まで十分健全」とみなしたこと
- 玄海原発の圧力容器が、98度でガラスのようにもろくなること(脆性遷移温度が98度であること)
- 保安院が、3.11意向も、メンバーが変わっていないこと
についてです。
最悪の核施設 六ヶ所再処理工場の排出規制「濃度規制を外して海へ長い放水管をしいて、沖合で海底から放出。海は広いぜ大きいぜということで薄まってしまうからいいんだよという、そういう規制の仕方」小出裕章
- 六ケ所 再処理工場が排出するクリプトン85の量
- その人体への影響
- イギリスのウインズケール(セラフィールド)やフランスのラ・アーグの再処理工場の実態
- 六ヶ所再処理工場の放射性物質排出規制が外されていること
についてです。
高浜原発 再稼働の最有力候補「いくつもの事故調査委員会がこれまでのやり方や組織ではダメだと異口同音に指摘をしている。それなのに今までどおりの組織が今までどおりのやり方で動かすと、いう判断が一体どこから出てくるのか 私にはわからない」 小出裕章
- 大飯原発4号機で、炉内の一次冷却水の温度が異常上昇し警報がなったこと
- 大飯原発4号機で、非常用ディーゼル発電機の以上で警報がなったこと
- 関西電力八木誠社長が、次の再稼働の最有力が高浜原発3号機4号機としたこと
- ストロンチウムが福島宮城県以外の10の都県以外で確認されたこと
についてです。
六ケ所の再処理工場が年間33京ベクレル(つまり1日あたり1000兆ベクレル=原発が排出する放射性物質1年分に相当する、但し核種は異なる)放出するしくみ 小出裕章
- 六ケ所の再処理工場が、1日でクリプトン85を33京ベクレル放出すること(原発が1年で放出する分を超える量)
- クリプトン85を冷却して液体化する技術が開発されたが、高コストのために実用を断念したこと
についてです。
ガン、あるいは悪性新生物(注:電力会社や経産省の人間のことではない)は、いつから増加したかといえば、アメリカが人類初の核実験に成功した1945年以降で、これは厚生労働省HPの統計グラフをみれば納得できます。戦前は、ガンは珍しい病気で、1899年〜1945年頃のデータでも、実際に患者数も少なく、横ばい状態で推移していました。しかし、放射能が大気中に拡散した5年後の50年頃から増加し、次は50〜60年代に盛んに行なわれた核実験、次は1986年のチェルノブイリ原発事故など、若干のタイムラグの後、ガン・悪性新生物は顕著に増加しています。面白いことに、30〜40年前に比べて、日本人の喫煙率は半分以下になっていますが(JTのデータ)、肺ガンの発症は2倍ではききません。タバコの嫌煙・禁煙を主張しつつ、一方では、福島原発の大事故以前、1kgあたりお米は「0.1ベクレル以下」であった放射能が(魚は平均0.086ベクレル)、100、500ベクレルという千倍、5千倍になっても、気にもせず食べている人がたくさんいるのだから、現在の人間の多くは、すでに脳の思考回路が正常に機能していないのかも知れません。(akira nakajima)
大飯原発の場合 1秒間に80トンという海水を引き込んでまた海に戻す 日本にはそんな大河が20か30しか無いというぐらいの巨大な大河を作っている 小出裕章
- 4号機 未使用燃料集合体の試験的な取り出しの意味
- 4号機 使用済み燃料集合体の取り出しのリスク
- 大飯原発直下の断層を横切る「非常用取水路」について
についてです。
4号機 建屋がれき撤去作業「放射性物質の量で言うならば、私はそれほど多くないと思います」小出裕章
- 福島第一原発4号機のがれき撤去作業で出る粉塵のリスク
- 伊方原発の立地のリスク
- 六ケ所、再処理工場が放出する放射能の量
についてです。
国会事故調・最終報告の今後の取り扱われ方が決まってないことについて「人災ですね」小出裕章
- 国会事故調最終報告
- 人災という結論
- 津波到達時刻がこれまでの東電発表よりも遅い可能性
- 地震で非常用電源が壊れていた可能性
- 報告の今後の取り扱われ方がきまっていないこと
についてです。
原子力規制委員会のメンバーを誰にするかのガイドラインについて。4号機プールの冷却について。
原発ゼロの会「原発危険度ランキング」・1号機地下トーラス室で10.3シーベルトについて 小出裕章
- 福島第一原発1号機原子炉建屋地下のトーラス室で、10.3シーベルトを検出
- 原発ゼロの会「原発危険度ランキング」発表
- 大飯原発1号2号の特殊な原子炉の構造。設計耐圧0.8気圧
についてです。
事故はちいちゃなトラブルが集まった時に中ぐらいの事故が起きる。中ぐらいの事故がいくつか起きてるうちにまた大事故が起きる 小出裕章
- 北陸電力株主総会での発言「原発を持ってない沖縄電力の株価が今一番高いと。原発は無いほうがいいんじゃないですか」
- 大飯原発 特別高圧送電線開閉所の異常示す警報 1時間鳴り続けたことのリスク
についてです。
もんじゅ7月中に復旧へ 理論上破綻してるのに存続する理由 小出裕章
- もんじゅの復旧作業が進んでいること。
- 2号機が再臨界するとアーニー・ガンダーセン氏が述べていること
についてです。
大飯原発3号機 発電機冷却水タンク異常警報の分析・大阪府がれき処理正式決定 小出裕章
- 大飯原発3号機の発電機冷却水タンク異常警報
- 大阪市がれき処理公式受け入れ
についてです。
野田さんは国民の生活を守るためとか、いかにも国民に恩着せがましい理由をつけて(再稼動を)やろうとする 本当に異常な人たち 小出裕章
- 大飯原発再稼動をめぐる自治体内部の責任の押し付け合い
- 原発再稼動するしないの危険性の大きな差
- 東電社内の原発事故調査委員会が報告書取りまとめ 2号機格納容器から漏洩したガスが重大な汚染原因
- 2号機格納容器からガスが漏洩した理由(小出裕章氏の説)
- 国家統計データが示す、節電なしで乗り切れる根拠
などについてです。
本当に麻薬と似ていますね。ただし麻薬は使った人だけが被害を被りますが、原発は反対している日本中の人達にも無数に被害を与えます。そんなものを使うことを自分勝手に決められては困ります。
政府があんなにも酷い体質を露呈している以上、国民は本気で取り組まないと近々に必ず事故が起こるはずです。そうなって日本に住める土地が無くなっても、政府は今回のように想定外などの言い訳をすることは間違いないでしょう。(yarasi2007)
この世界、少なくともこの日本は人が生活し得る国土的にも、経済的にも将棋の云い方を すれば9分9厘詰んでます。今後確実に発生する再度の大地震→福島4号機倒壊、倒壊しないまでもプール破損、配水管損傷で水が抜ければ使用済み核燃料の核融合で火災→福島原発管理不能→原発内にある11000本以上ある使用済み核燃料冷却不能→広島型原爆5000~10000発分の放射能ガスが拡散→日本はおろか世界が終わります。元駐スイス大使村田光平氏も参議院公聴会で凡そこのような主旨の発言をしています。
福島原発の現場作業員たちは何も事態が改善されていないことを知っています。私たち命は正に喉元に刃を突きつけられているようなもの。奇跡でも起こらない限りこれから起こるカタストロフィーは回避出来ないでしょう。世界が危ういという中で自分たちの利権、欲に目が眩んだ自公民、電力会社、官僚、原子力ムラ、そして再稼動を受け入れる自治体の人間たちは最期まで「今だけ、金だけ、自分だけ」の生き方を続けてゆくんでしょうかね。既に確実に内部被曝している私の体、残り覚悟して真面目に明るく「反原発」です。(2012politan)
政治の中枢にいる人達、あるいは経済を握っている人たちは、原子力から足を洗う気はさらさら無いということが少しずつまたわかってきている 小出裕章
- 自民党 廃炉40年延長に反対
- 保安院 美浜原発10年延長指示
- もんじゅ 今後の運転のため試験計画を1億円で発注
- SPEEDI 事故直後 文科省が調査に生かしたが避難に生かさなかったこと
- アメリカの原発再稼動の利害
- 野田首相の再稼動会見
などについてです。
圧力容器はただの鋼鉄、肉厚20cmもない。ガラスのような状態=脆性破壊、衝撃が加わると砕け散る。格納容器にいたっては肉厚3~5cm、寒気のする薄っぺらさだ。格納容器は一億年に一回の確率でしか壊れないと豪語した東大教授(元東電社員)がいたが、F一で4つも壊れたんだけど。大橋弘忠、お前の事だよ。
FBRもんじゅは稼動せずに20年近く経過している。機械にとって最悪なのは「動かさない」事だ。あちこち経年劣化等を起こしていて、とても再開などできる状況じゃない。どうせまた冷却用ナトリウム(第3類危険物、自然発火・禁水性物質)があちこちで吹き出すか、炉心自体が吹き飛ぶ可能性大。フランスですらFBRスーパーフェニックスを「危険過ぎる」という理由から撤退した。
野田のような技術音痴の政治屋に原子力、原子炉、放射性物質の何がわかるというのだろうか。何ら改良も補強・強化工事もなされていない我が国の原子炉は「定期検査」という名のトラブル隠しに躍起だ。50年も60年も原子炉を稼動させつづけるなんて正気の人間のやる事じゃない。我が国の原発政策は最早宗教だ。原子力村の連中は自殺願望者の集団か?(JPN850R)
ホールボディカウンター内部被曝検査・共用プール使用済燃料の「乾式貯蔵」・ブラジル人がれき撤去労働について 小出裕章
- ホールボディーカウンターによる内部被ばく検査(ガンマ[γ]線のみ)
- 共用プールにある6375体の使用済み核燃料の今後の冷却方法
- ブラジル人のがれき撤去労働者の雇用
などについてです。
関西広域連合 限定再稼動を容認・原発のコスト大島堅一氏算出 ・浜岡原発 細管破損トラブル、についてQ&A
- 関西広域連合が大飯原発の限定的な再稼動を容認したこと
- 立命館大学の大島堅一教授が有価証券報告書から算出した原発のコスト
- 浜岡原発の細管の破損トラブル
などについてです。
4号機プール未使用燃料2体 試験的に搬出ーー「未使用燃料」のリスク・搬出のリスクについて 小出裕章
- 4号機の使用済み燃料プールの中の未使用燃料2体を、7月に試験的に取り出すこと
についてです。
1号機格納容器内水位40センチとの解析結果「そう思います サプレッションチェンバーはGEがこのタイプの格納容器を作った時から弱点と言われていた」小出裕章
- 東京電力福島第一原発1号機には毎時六トン前後の冷却水が注入されているのに、格納容器内の水位はわずか四十センチほどしかない可能性が、原子力安全基盤機構(JNES)の解析で分かったこと。
- JNESの担当者は「格納容器内の温度は三〇度程度と高くはない。水に漬かって冷やされているとみられる」と指摘したこと
についてです。
使用済核燃料「再処理」行き詰まり「早くこんな夢から醒めなければいけません」 小出裕章
- 原子力委員会の小委員会「原子力発電・核燃料サイクル技術等検討小委員会」が使用済み核燃料の「全量再処理・併用・全量直接処分」の3通りの処理方法を総合的に評価した選択肢の最終案を提出したこと
についてです。
あきれて物も言えない(一朗)
原発再稼働でも同じ危険性か・環境省主催の除染講習会への疑問・チェルノブイリ周辺の永久立ち入り制限 小出裕章
- 原発の再稼働をしてもしなくても危険性は同じ、という1意見
- 環境省主催の除染講習会に参加したとされる人の意見
- ウクライナ政府が、チェルノブイリ周辺1000平方キロメートルは永久立ち入り制限と発表したこと
などについてです。
米国公演・大阪がれき焼却灰埋め立て3案について 「どんな形でも受け入れてはいけません」小出裕章
- 米国公演
- シカゴでの公演
- 大阪における瓦礫埋め立て3案
などについてです。
先月、上田アナが『たね蒔き』で取材報告した後、さらに原発作業員への取材を続け、新たな驚くべき証言を入手。先日対談した、京大・小出裕章助教と東工大・澤田哲生助教の議論もまとめています。
澤田氏は工学系の人で、小出氏は科学者(理学系)ですね。ガチンコ対決のつもりなのでしょうが、土俵が違うのでその辺から話が噛み合わないと思いました。まぁ、それにしても、澤田氏の「地震計の感度を上げていけば良い」という発言は逆ギレによるものでしょうか。科学的な思考が問われる立場なのに、何もご自分から馬鹿を露呈しなくても、と思ってしまいました。水野晶子さんのドラマ仕立ての語り口とBGMは逆効果です。クサ過ぎます。(一朗)
きのう上田アナウンサーが取材報告した原発の作業員の方の証言は衝撃でした。たくさんの感想、意見を頂きありがとうございます。収束からはかけ離れた現場の状況、5次受け6次受けといった作業員の過酷な労働環境、情報を隠そうとする体質、そこには私たちが知らなければいけない現実がありました。なぜこのようなことになるのか? 原発労働に詳しい弁護士の中西基さんがスタジオに来てくれます。きのうの放送を聴いて頂いて、質問がありましたらメール、ファックスでお寄せ下さい。中西さんと話していきます。
福島第一原発事故から1年になろうとしています。ここまでの状態を保つために、福島第一原発では壮絶な闘い続けられています。爆発を起こした建屋、がれきが散らばる敷地、とんでもなく高い線量の放射能、こうした中での作業は想像を絶するもので、その実態はどこまで明らかになっているのでしょうか? また、政府が言うように冷温停止状態になっているのでしょうか? 上田崇順アナウンサーが福島に取材に行き、貴重な作業員の証言をおさめてきました。上田アナが、福島第一原発で闘う作業員の実態を克明に報告します。
貴重なインタビュー内容の番組をアップしていただきありがとうございます。東電をトップに10層構造の雇用関係になっていると、石丸小四郎さんという福島第一原発から4kmにご自宅のある方から聞いたことがあります。事故処理にあたる会社が何次請けなのかは東電は知ろうとはしないでしょう。被告になることを嫌うからです。
危険手当を受け取るという雇用契約書の中に、秘密遵守や将来の健康被害について訴訟を起こさないなどの念書を書かされているとも聞いています。明らかに労働基準法に抵触する(有効ではないはず)の雇用契約ですね。複層構造の雇用形態は、守秘義務と相まって、労働者同士の横の繋がりを疎くし、労災認定にあたっての集団訴訟を起こされにくくする効果もあるでしょう。(一朗)
来月、東京電力の再建計画が発表されます。多額な税金が投入され、金融機関も追加融資、社内カンパニー制で、再来年には黒字になるという骨子が明らかになっています。これで国民が望む電力会社に変わるのでしょうか? 被災者への補償、除染、廃炉、発送電分離、原発といった問題は前に進み、東京電力が責任をとる体制になるのでしょうか? 電力会社や原子力政策に携わる人たちの取材を続けている経済ジャーナリストの町田徹さんにスタジオに来てもらいます。
今夜は、水俣病の写真集で、夫のユージン・スミスさんともに世界的に反響を呼んだ、妻のアイリーン・未緒子・スミスさんにスタジオに来ていただき、お話を聞きます。アイリーンさんは、現在も水俣病の患者さんらを支援しながら、脱原発運動にも長く関わっていて、福島第1原発の事故で、さらに全国的な活動を広げられています。そんなアイリーンさんは「水俣病の国の対応が、非常に原発での対応に酷似している」と話します。今夜は、水俣病と原発事故を通してみた、この国の問題点について、率直な意見を伺います。
美男美女の国王夫妻の来日をきっかけに、GNH(国民総幸福)の理念に基づく国づくりがお茶の間の話題をさらったブータン。しかし、「桃源郷」「幸福の国」といった美辞麗句の陰で、かつて10万人以上と言われる人々が国を追われ、現在もその半数がネパール国内の難民キャンプでの生活を余儀なくされているという事実は日本でほとんど知られていません。長年ブータン難民の支援活動を続けているアフラ・ジャパン代表で大阪産業大教授のリングホーファー・マンフレッドさんに、難民発生の背景や現状をお聞きします。
同様な指標で英エコノミスト誌研究機関によるランキング「平和度指数(GlobalPeaceIndex)」がありますが、2000~05年のランキングで最下位はイラクでした。侵略している側が、平和度を数値化して評価すること自体がとても変でしたが、ブータン難民という言葉を聞いたことがあったのでGrossNationalHappiness(国民総幸福)もかなり怪しいのはないかと疑っていました。幸せと感じることを強いるのでは、ちょっと前の日本の「一億総中流」と似たようなものですか?(一朗)
原発やめれば電気料金は下がる理由(異常な玄海町の予算)
5市町村の緊急時避難準備区域の解除への批判
「さようなら原発集会」6万人参加は嬉しい。
本当に年内の原子炉冷温停止は可能なのか。
セシウムに注目する理由、除染対象「毎時1μSv以上」が高すぎること、川内村帰還宣言はできないこと 小出裕章
昨日に行われた講演会の様子について
「この事故を許してきたというか、原子力をここまで見逃してきた日本人の大人という者もそれなりの責任があると思いますので、大人の人は甘んじて汚染食品を受け入れて下さいと、私は言ってきた」と小出さんはおっしゃいました。
「合意なき国策」と内橋克人さんが批判なさる原子力行政は、安全保障との関わりもあり、有権者の意志が届かない国の専管事項だったのですから、「日本人の大人」には法的にも道義的にも責任はありません。
小出さんは「我々人類は数多くの核実験を繰り返し・・・」と発言なさったことがありましたが、この際、主語となるべきは「人類」ではありません。「国家主義の権力者中枢」が主語でしょう。主格をぼやかし責任の所在をウヤムヤにする言説は権力者サイドの常套手段ですから、「露払い」的な発言と反原発陣営から批判されても仕方ありません。 1
なお、反原発報道がスポンサーの意に反するのであれば、自主規制するのがマスメディアでの実情ですし、忌野清志郎の曲「サマータイムブルース」がCD発売中止に、放送禁止にもなったのは、東芝や東電がスポンサーだからです。
(一朗2011091708) このコメントには否定的な投票が数多く寄せられました。
誰が正しいのか、異端審問みたいな不毛な議論をするより何か提案を出すべきでは。全ての発言が必ず正しい人は存在しません。小出先生は原子力の専門家、児玉先生は核医学の専門家、言うことが異なるのは当然。人それぞれ得意な分野で自分に出来ることをするのが人類では。科学者は専門分野の客観的事実を伝えれば良く、それ以上の判断は政治の領分です。(thecs137)
小出さんの「政治は嫌いだ」発言を幾度か聞きましたが、「小出先生は原子力の専門家」ですから「50禁」など政治利用される発言は慎まれるのがよいでしょう。例えば、大学レベルの原子物理学を市民大学講座としてインターネットを通じて開講していただくというのはいかがでしょうか。私たちのような素人であっても、中には科学分野は得意だという方もいらっしゃるでしょうし、私自身、今はパン屋をやっていますが、もともとは土木の技術者でしたので、理工学的な理解・判断をしながら物事を把握するという習性があります。(一朗2011091721)
その国策を進めたのも、それを国民に知らせなかったのも、選挙で民主的に選ばれた政治家であり、彼らを選んだ有権者に責任がないとは虫が良すぎるのでは。殺人罪を知らなかったから人殺しが許されるものではない。もちろん権力中枢や東電とその株主・債権者は最も重い責任を負うべきと思います。(thecs137)
「殺人罪を知らなかったから人殺しが許されるものではない」とおっしゃいますが、鳩山由紀夫元総理大臣は贈与を受けたことを知らなかったから脱税には当たらないという認識でしたね。権力者とは得てしてそういうモノです。情報隠蔽や、「五重の壁」といった虚偽広告、説明会工作など、原発行政ではなんでもありありです。まさか全電源喪失して24時間後に水素爆発を起こし取り返しのつかない放射能放出事故を招くとは、しかもそろいにそろって連鎖反応的に1号機から4号機まで爆発してしまうとは、一般庶民には想像すらしないことでしょう。
ちなみに経産省傘下の原子力安全基盤機構が2008年12月に作成した教育ビデオによれば、全電源喪失して約30分後には炉心溶融が始まり、圧力容器下部到達(メルトダウン)が約1時間後、圧力容器貫通(メルトスルー)が約3時間後と説明されています。ビデオは「最悪の事態に至った場合でも、住民の方々に安全・安心していただけるよう、日頃から防災担当者への訓練を通して、原子力災害時の対応能力の習熟に努めております。」のテロップで終わっています。「動画で見る炉心溶融」でグーグルして下さい。(一朗2011091722)
他の方の意見が埋もれてしまうので、長文の連投は控えるべきです。動画に対するコメントから逸脱し、単なる自説のアピールなら自分のブログ等でやってください。
確かに「小出先生も一国民」ですから政治的発言を禁止したら言論の自由の侵害になってしまいます。科学の分野で嘘をついたら専門家失格ですが、それ以外の発言は参考程度に受け手が思えば良いと思います。特に政治判断は現実と理想の狭間で行われますので。原子物理学の講座の必要性は同意です。ただ小出先生でなくても良いかと思います。(thecs137)
確かに「小出先生も一国民」ですが、その前に原子力物理学者です。しかも40年もの永きにわたり反原発を貫いてきた人です。その発言の社会に与える影響力は平均的な「一国民」とは雲泥の差があるでしょう。
thecs137さまが私の投稿に返信していただいたので所感を述べています。投稿の「連投」には当たらないでしょう。(一朗2011091723)
フランス・マルクール原発関連施設・爆発事故、枝野経産相、除染、について
今夜は、「子供たちを放射能から守る福島ネットワーク」の代表、中手聖一さんと電話をつなぎ、原発事故から半年が経つ、福島の子供たちの様子を伺います。中手さんによると、この夏休みは、福島の子供たちにとっても、県外に避難するなど、一息つけた状態だったということですが、新学期の始まりとともに、学校の除染など課題も山積だそうです。今日は、そんな福島の子供たちがいま、どんな状況におかれ、何を考えているのか、また子供たちを見守る親や教師たちは、何を考えているのかを、聞きます。
1週間ぶりに登場していただく京大原子炉実験所の小出裕章さんには、今回の原発事故について、この6ヵ月間を振り返ってもらいます。
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
私の夢は東京電力本社に放射能汚染物を持っていくこと
子供の甲状腺被ばく検査の結果、最近の放射能の放出量2億ベクレルの値とは、
緊急時避難指定区域の解除及び除染について
泊原発の営業運転、交付金支給規則変更、韓国の原発事情について
日本原子力学会という責任を逃れようとする人たち
リスナーからの質問にお答えします。汚染度の低い廃棄物は家庭用フライパンになっても構わないという制度
近年、原子力発電はCO2削減などで「環境に優しいエネルギー」として再び脚光を浴びていました。いわゆる「原子力ルネッサンス」です。しかしこの状況。原子力工学を学び、将来電力会社などへの就職を夢見ていた若者は何を思うのでしょう。きょうのゲストも某国立大学大学院で原子力のリスク評価や国際展開について学びメーカーへの就職を当然のように考えていました。しかし今は疑いもしなかった原発の安全性が大きく揺らぎ、自らも「原子力ムラ」の末端にいることに悩む日々です。京大・原子力実験所の小出助教とともに「原子力工学のこれから」について考えます。
今夜は、神戸大学大学院(放射線計測学)の山内知也教授と電話をつなぎ、福島第一原発事故による関東の放射能汚染について、伺います。山内教授は5月初め、東京の都民に請われ、現地の放射能汚染の調査を行いました。当時、まだ、福島周辺のみ、目が注がれていた時期でしたが、調査結果は想像を越えた高い線量を検出したそうです。その状況は現在も続いているということで、東京を含める関東圏の放射能汚染の実態について、詳しく話を聞きます。
京大原子炉実験所の小出裕章さんには、「長崎原爆の日」にちなみ、原爆にからむお話などを伺いました。
京都大学の小出先生には福島県に行かれた話しを聞きました。
広島で原爆に遭った墨アーティストの月下美紀さんは、いま福島の避難所や仮設住宅の集会所で、自らの被爆体験を語ったり、詩を書にした作品づくりを通して、被災者と交流しています。かつて反核・平和運動に取り組んでいたものの限界を感じ、沖縄に住んでいた時期もある月下さんはいま何を思い、何を伝えたいのかをお聞きします。
お米の放射能汚染、規制値500ベクレル/kgで本当に子供に食べさせて良いのか?
きのう10シーベルトという、とんでもなく高い放射線量が測定された福島第一原発、気になる事態が続いています。京都大学の小出先生にきょうも聞きます。
Recorded by tacc77
Recorded by tacc77
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放射性セシウム汚染の問題が日本の畜産業を揺るがしています。きょうは、福島県二本松市で畜産業を営む「エム牧場」の村田淳社長にお話を聞きます。震災以前は、県内7カ所の牧場で、1200頭の肉牛を飼育していたそうです。原発事故で、浪江町の牧場で飼育していた牛には殺処分の指示が出されましたが、村田さんは「殺処分はしのびない」と研究目的で生かし続けることを提唱しています。ここにきて、今度はセシウムの問題で、県内全ての肉牛が出荷停止になり、これから先が全く見えない状態です。出荷停止に苦しむ生産者と、安全を求める消費者がともに納得できる解決策はあるのでしょうか。
Recorded by tacc77
東京都小金井市ではチェルノブイリ事故後、市民から食品の放射能測定を求める声が高まり、1990年に市が本格的な測定器を購入しました。実際に測るのは主婦らで構成される「小金井市放射能測定器運営連絡協議会」のメンバーら。市の委託を受ける形で、この20年放射能の測定を続けています。協議会会長の香田頼子さんに、福島原発事故後の数値や、測定を続ける意義などをお聞きします。
Recorded by tacc77
放射性物質が体の中に入ってしまうと、体の中で放射線が発射され続け被ばくしてしまう内部被ばく。広島と長崎の原爆投下でも、内部被ばくで多くの人が犠牲になったにも関わらず、戦後、国策や科学の名のもとに隠されてきたといいます。先週の水曜日、琉球大学名誉教授の矢ケ崎克馬さんに、そこまでお話しをお聞きしましたが、時間が足りずに終ってしまいました。きょうは、その続きです。東京電力・福島第一原発の事故の影響で内部被ばくは、どこまで影響するのか?矢ケ崎さんに聞きます。
Recorded by tacc77
Recorded by tacc77
内部被爆について琉球大学名誉教授矢ヶ崎克馬先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
12日、「50禁」食品の市場経済での振舞いをコメントした者です。1mSvの確率的影響による疾病死亡率が1万人当たり4人という数値を小出さんは提示しましたが、これはICRPの8倍厳しい値ですから、小出さんと親交が深かったとお聞きしているゴフマン博士の研究に依拠したものだと思います。ですが、50歳以上は全年齢平均値の100分の1程度だとする根拠をお示しいただきたいと思います。
すべからく放射線は生命体の細胞を破壊するという効果があります。わけてもDNAを損傷した際には、癌化したり、変質したDNAが先天的な障害の原因となることは衆知だと思います。さて、人は加齢とともに病気で死亡する確率が高くなりますが、3分の1が癌で死亡するのだそうですね。では、なぜ、癌を発症するのでしょうか。その原因のかなりの割合は放射線障害由来ではないでしょうか。自然界に有史以前から存在する放射線や、2千3百回もの核実験+原発事故+原発通常運転中に放出した人口放射性同位体元素由来の放射線など、特に日本では311以降「世界は変わった」のは確かです。
年齢別疾病死亡率のヒストグラムを見たことがありますが、確かに50歳以上は限りなくゼロとなっています。でも、それは被験者の年齢からしてデータがとれないことは当然考えられることで、影響がないということではありません。被曝は確実に加齢を促進すると崎山比早子先生はおっしゃいますし、データが存在しない=>影響はない(少ない)=>(より)安全、という論理展開は、100ミリシーベルト以下は安全とする山下俊一医学博士と同じ論理展開です。
「暫定基準値を下回れば安全」ではないのは確かですし、放射線被曝を理解し生き延びなければならない厳しい現実も確かです。が、「50禁」食品を流通させる=>50禁基準値を設定する=>国会が法制化し行政が施行する、という社会の仕組みを忘れてはいませんか。それはまるで「泥棒が作った法律で、施錠せずに外出した人が罰せられる」ようなものでしょう。実行不可能な理想論を規範づけようとする態度は、論理的思考を期待されているはずの科学者としての、その資質を疑います。ご自分の言葉に陶酔していると思われるでしょう。
(一朗)
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
「原発行政を容認?してきた責任ある大人は、放射能に対する感受性も相当に低く、福島の農漁産品を買い支えるべきだ」とする小出さんの発言に、私は違和感を覚えます。市場経済では、1)フクシマ産品は買い叩かれるので「買い支える」ことにはならず、2)買うのは経済弱者であり、3)規範付け(倫理観の押し売り)は政治に利用されるからです。
製パンが私の生業ですが、失敗作は出しません。具体的な経済損失を明示しないと損害賠償請求できない今の法制度では、放射能が含まれるであろう農産物を東電が買い取ることを前提に生産する農家はいると思いますが、市場に流通させたいとは生産者は思わないでしょう。経済原則の理解力もさることながら、その辺の想像力が欠けているから「大人は食べるべき」論に話しを膨らませてしまうのだと思います。
なお、東電の社員や国会議員(全員)に原発行政の責任はありません。一部の国会議員や経済界、東電の役員に責任があるでしょう。私は「放射能で汚染された食品を食べてみろ!」と面と向かって叫ぶことは出来ても、彼等が食べるべきだとは思いません。別の話です。
追補:我が家では牛を飼育していますが、2001年10月、動物由来蛋白を含む飼料を給餌すると「3年以下の懲役若しくは30万円以下の罰金」とのパンフを家畜保健所が配りました。お役人様いわく「これでもう安心です」と。元はと言えば武部勤自民党国会議員が農水大臣時代の1997年に、英国からの通告を無視したのが事の始まりでした。農水省で認可して販売された飼料を、給餌する農家に罰則を科すことの理不尽さ、はたまた「効率一辺倒の農家の在り方が問題」と本質を見事にすり替えたのはマスコミでした。放射能汚染に関しても、事の本質を理解しつつ対処に当たるのが不可欠で、さもないと、いつの間にか、生産者が矢面に立たされる羽目になります。
追々補:原子力災害現地対策本部は6月30日、特定避難勧奨地点を設定したとして福島県伊達市に通達しました。それに先立つ28日、住民説明会が伊達市立小国小学校の体育館で行われました。7月6日朝8時15分からのNHK総合での番組「あさイチ」で取り上げられていましたので、ユーチューブにアップしておきました。「特定避難勧奨地点 住民説明会 ユーチュ-ブ」でググって下さい。説明者は、原子力災害現地対策本部 住民支援班長の佐藤暁氏でした。晩発性の健康被害は司法に持ち込む予定であることを明らかにしています。
特定避難勧奨地点として行政に認定してもらえなかった世帯や、政府の勧奨に応じなかった住民に対にとって「私たちはどんなリスクを背負うのでしょうか」との質問に、「制約を設けるわけではない」との回答です。要は、原発事故が放出した放射線被曝に起因するあらゆるリスクは自己責任で管理し、損害賠償は司法の場で国家が総力を挙げて対抗する、という意見表明ですね。小泉元首相あたりから具体的に云われ出した自己責任論を、社会に浸透させる政治圧力が強く働いているのだと思います。
(一朗)
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
今夜は、東日本大震災の被災地のひとつ、福島県の地元紙、福島民報社の大阪支社長、黒澤一省さんをゲストに迎え、中央のメディアでは伝えきれていない福島の現状について、話を伺います。黒澤さんは、「これまでの普通の生活を取り戻そうと必死に努力している県民も多くいることを知ってほしい」と訴えます。
番組では、大阪と福島のメディアにおける視点の違いや、読者の記事の受け止め方の違いなどを通して、「福島のいま」について語ってもらいます。
広島で被爆者医療を続けてきた医師・肥田舜太郎氏によれば、下痢->口内炎->鼻血->紫斑という順番に身体症状が現れるそうです。「某雑誌」とは「週刊現代」(第53巻第28号)のことだと思います。低線量被曝の健康被害を放射線医学専門家各氏が解説しています。(肥田舜太郎氏、ドミトロ・M・グロジンスキー氏、今中哲二氏、崎山比早子氏、河田昌東氏、高木学校医療被曝問題研究グループ、矢ヶ崎克馬氏、山内知也氏、馬淵清彦氏)
「地元紙の記者が語る福島のいま」というタイトルの今回の番組では、福島の具体的な話しが聞けませんでしたね。特定避難勧奨地点など政府対応策の問題点など、社会的側面にも触れられず仕舞いでした。その辺の立ち話レベルでしかありません。ジャーナリズムの専門家とは思えませんね。
(一朗)
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
今夜の特集のゲストは、市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」の代表、中手聖一さんです。3月11日以降、福島第一原発の事故による放射能汚染で、周辺の地域は被害を受け続けていますが、福島県内の子どもたちを、放射能から守ろうと、父母たちが立ち上がりました。中手さんも、小学生2人の親で、いま2人を岡山に疎開させているそうです。番組では、放射能汚染に怯える福島の子どもたちが今、どのうような生活をしているのか、また、その親たちは何を考え、どう行動しようとしているのか、伺います。
問題点を具体的に列挙し、切実に訴えるお言葉に、心が動かされました。
- 福島県外へ3万人の自主避難者(政府からの援助金や東電からの補償金は無い)
- 市井に流言が発生しやすい状況
- 県下の学校敷地・校庭の空間放射線量を福島県が測定した結果、その76%が放射線管理区域相当(一般公衆の被爆防止のため立ち入りを制限する国が定めた区域で、未成年はそこで働くことが出来ない)の0.6μSv/h以上
- 県下に30万人の児童生徒がいるが、学校ぐるみの疎開を要請したい
(一朗20110718)
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
2011年6月20日(月)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演されました。
番組案内
きょうは東京スタジオから20:00~2時間枠大でお送りします!東日本大震災から3か月余。被災者、避難住民の疲労、苛立ちはもはや限界を超えていますが、原発事故は収束の目処が立たず、被災地の瓦礫撤去も進みません。そして政治は混迷の極みにあります。被災者の生活再建はどうするのか?復興財源は?菅首相退陣は?そしてエネルギー政策は?与野党の震災復興担当者に直撃!ゲストは次の皆さんです。
民主党・山口壯衆議院議員(民主党筆頭副政審会長、震災復興特別委理事)
川内博史衆院議員(たね蒔きでお馴染み。消費税アップ不要論者で代替エネルギーにも詳しい)
そして野党自民党から西村康稔衆院議員(元通産官僚で原子力政策に精通。震災復興特別委委員)
原発コーナーでは小出裕章・京大助教(言わずと知れた反骨の原子力学者)にも電話をつなぎ、政治家の皆さんと生討論です。ご意見・質問メールもどしどしお願いします!
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
原発Nチャンネル14-原発なしでも電力足りてる 小出裕章
http://www.youtube.com/watch?v=PLJVLul6Wz0
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
1~3号機の燃料がメルトダウン(炉心溶融)した上で圧力容器の底を破って格納容器に達するメルトスルー(原子炉貫通)という現象を起こしたとみられる。
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
- 司会の女性、素人すぎ。あるいは素人のふりしてるのか?レベル低すぎ。
- ボケとツッコミのボケ役でしょう。我々素人の素朴な質問を視聴者に替わってしてくれていると思えば気にならなくなりますよ。我が家では小出さんの解説に彼女以上のボケ反応で悲鳴を上げてますよ。
(一朗)
- 事故から6日間で空気中に放出されたものが77万テラベクレルという報道のようです。チェルノブイリは520万テラベクレルということになっているようです。
- 77分の520でしたら、6.7分の1と云うことですね。チェルノブイリの10分の1が8分の1となり、それが進行中で、秒読みしているようにも感じてしまいます。いつチェルノブイリを超えてしまうのかと、、、事故後1週間での数値ですから、現時点までの積算で云うなら、チェルノブイリにかなり近いか、もしかして超えているのでは???海洋中には低レベル?だけでなく、高レベルもかなり流してしまっているようですから、、、
あと、前から不思議に思っていることですが、1テラは1兆、1万テラは1京=10ペタですから、520万テラ=520京=(=0.52垓)=5200ペタ=5.2エクサとなるはずです。漢字表記と西洋式カタカナ表記を混在させることの裏の意図があるのでは、と勘ぐってしまう私です。いずれにしても天文学的な位取りなので、さっぱりピンときませんが、(一朗)
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
オバマ大統領のプラハ宣言は、核保有国の優位性を保全するNPTの枠組みに基づく発言でした。「核抑止プレゼンスは保持・管理する」という米政府の意思表示に過ぎませんが、オバマジョリティという茶化した解釈をして曖昧模糊にするのが日本でのローカルエリートの役割のようです。
IAEAという組織は核保有国による核の(軍事的)有効利用を目的とし、「平和利用=原子力発電」はカモフラージュと解するのが適当です。なぜなら、原子力が安全保障に関わる事項だから国策となり、採算も度外視されます。ですから原発コストも鉛筆を嘗められたものとなります。そしてIAEAの査察を受ける回数が最も多い日本は「国際社会」から要注意国家として、その核武装を警戒されています。
なお、IAEAはWHOの調査報告書を「検閲する」権利を有しています。こちらの動画をご参照下さい。
「チェルノブイリ:百万人の犠牲者」
http://www.youtube.com/watch?v=tRO0wXjblJc
話し手:ジャネット・シャーマン博士(元米国原子力委員会の研究員-原子力規制委員会の前身)(一朗2011060206)
たね蒔きジャーナル、続いて、福島第1原発4号機の設計に関わった田中三彦さんのお話がありました。水野さん、原発事故を調査しているIAEAが原発ありきで報告書をまとめている(津波想定で大丈夫との報告書)時、原発を設計した人の話が聞きたいと、サイエンスライターの田中三彦さんのお話になりました。
田中さん、原発事故は津波災害があり、段々と原発大丈夫かと思っていたら夕方、原発が危険とのことで、電源が取れなくなり、これは大変なことになったと思われたのです。そして今の状況は、ここまでの予想は誰にも出来なかった、しかし、日本の原発は通常の運転でも事故の可能性があるものの、日本の原発は1箇所に6~7基あり、災害が起こると全滅なのです。
設計時は、原発は大きな構造物で、全体を分かってやっているのではない、田中さんは原子炉圧力容器の設計をして、格納容器の設計、配管の設計と別々の人がやって、全体像は分からないのです。プロジェクトマネージャーを作らないと全体は分からないのです。田中さんは耐震解析はやらないのです。地震でここに何が起こるかとデータをもらう、配管の設計では、別の地震荷重のデータで設計する、データは上から下へ行く、大まかにしか分からないのです。
アメリカの下請けでやっていた時代は、日本で、大型原発は1970年に大阪万博で美浜、駿河で稼動、GE、ウエステイングハウスで設計、物を作るのが日本の日立、三菱であり、60~70年代の技術者は、アメリカの技術を教わりつつやっていたのです。福島は日本のメーカーがやり、1号機はGEが設計、70年代前半のものはGE(沸騰水型)、ウエステイングハウス(加圧水型)が教え、東芝、日立がその後自立して設計していたのです。当時は地震の設計は法律上になく、78~79年に原発に地震の指針が出来た、外国の地震波として残っていたものを利用して設計、日本の原発は、外国の地震波を使って設計し、日本の地震に合わせて設計されているのではないのです。日本国内に耐震設計を行う指針は当時なく、福島4号機も耐震設計なしでやっていたのです。地震に対して、設計者も意識していなかったのです。
福島で地震により配管が壊れている模様で、田中さん、この問題を雑誌「世界」5月号で指摘した、地震で壊れたのは1号機の模様です。津波で壊れたなら、思いもよらない津波、想定外としているのに、津波の前に、田中さんは地震で壊れたと推測している、東電が、圧力容器の水の減り方、圧力の減り方、格納容器の圧力上昇を見ると、変化のスピードも考えて、地震により大事な配管が壊れて格納容器の圧力が上がり、燃料丸出し、水素爆発と推察されたのです。
どの原発も、地震によりやられる可能性があり、原発を推進したい連中はこのことに触れたくないのです。原発を推進したい人には、この問題を避けて通りたいのです。しかし、原発の耐震設計を見直さないといけないのです。原発は耐震脆弱性(格納容器が弱い)があるのです。
これで時間がなくなりました。やはり、福島の事故は、津波より地震動でやられた模様です。今後も、田中さんのお話を番組で聞きたい模様です。以上、お知らせいたしました。(永岡)
チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西-振津かつみ医博
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
冒頭の部分が録音されてませんでした(下の内容)
・海水注入中断⇒実際は中断せず 東電「所長判断で継続」
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
ガンジー「七つの大罪」
- 原則なき政治 (Politics Without Principles)
- 道徳なき商業 (Commerce without Morality)
- 労働なき富 (Wealth without Work)
- 人格なき学識(教育) (Knowledge without Character)
- 人間性なき科学 (Science without Humanity)
- 良心なき快楽 (Pleasure without Conscience)
- 献身なき信仰 (Worship without Sacrifice)
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
注:東京電力の発表が正しければ
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
元原子力安全委員会委員長代理・元日本原子力学会会長・大阪大学名誉教授 住田健二氏
委員長代理まで務めた人が「原子力村のはずれに住む」と自称されても説得力がありません。F1(福島第一)が出来た頃、住田氏は40歳の現役バリバリだったわけで、非常用発電装置を水没するような位置に据えたのも、ベントをつける必要性を当初認めなかったのも、想定されていた津波に無頓着だったのも、住田氏と同年代の「原子力屋」がやったことであり、今の時代の技術者ではないですよね。
燃料ペレットや燃料被覆管をも「5重の壁」のひとつひとつに数え上げたのは、どこの組織ですか。まさかマスコミとは云わせませんよ。アメリカに云われて取り下げたプルト君のアニメも、マスコミが作った訳ではないでしょう。文科省の副教材「わくわく原子力ワールド」等も同様です。
住田氏は「ただ自分を責めるだけでなく、誰に迷惑をかけたかを考えれば、謝罪をするのは当然、、、」とおっしゃいますが、テレビニュースやインターネット動画でご覧の通り、保安院や安全委員会の方々はご自分たちを責めていませんよ。言葉のすり替えをしないでもらいたいですね。
たね蒔きジャーナルさん、今回の企画は、なぜ原発事故がおきるのかを知る上で、大変参考になりました。「原子力は避けて通れない必要なこと」とおっしゃり続ける人方をお呼びして同様な企画を今後ともお願いします。(一朗20110505)
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
きょうはチェルノブイリ原発事故から25年。はるか遠くの地の昔の出来事だと思っていた原発事故は私たちの直面する最大の難題となってしまいました。チェルノブイリを何度も取材し、福島原発事故翌日には現地入りもしているフォトジャーナリストでDAYS JAPAN編集長の広河隆一さんに「今、私たちがチェルノブイリから学ぶべきこと」を聞きます。京大・小出先生の原発事故解説も。
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
福島原発事故の現状について 京都大学原子炉実験所小出裕章先生に聞く
「レベル7」になった福島原発。気になる点はきょうも京都大学の小出先生に質問します。そして、チェルノブイリ原発に足を運び現地への支援を続け、今回の震災でも南相馬市の病院などで活動した諏訪中央病院名誉院長の鎌田實先生に電話をつなぎ話を聞きます。
福島第一原発、きょうは夕方に大きな余震が連発しました。影響で電源が50分止まりました。この原発問題については京都大学の小出先生に聞きます。そして、きのうは統一地方選挙。大阪維新の会は府議会で過半数を獲得しました。しかし、橋下知事は敗北宣言。自民党参議院議員で大阪府連会長の谷川秀善さんに、これをどう見るのかを聞きます。
昨夜遅く、宮城県沖を震源とする強い地震が起きました。東日本大震災の余震とみられていて、震度6強を観測しました。この地震で、女川原発では外部電源の一部が止まりました。また青森県の使用済み核燃料再処理工場でも外部電源が止まりました。今夜は、地震の専門家に今後の余震の可能性を伺うとともに、いつもの京大原子炉実験所の小出裕章先生に、原発施設に与える地震の揺れの影響や、今後の対策などについて聞きます。
原発問題、きょうも京都大学の小出さんに原子炉内で起こっている現実を分析してもらいます。そして、この原発事故に関して海外の目は厳しさを増しています。海外メディアはこの原発事故をどのように見ているのか国際ジャーナリストの小西克哉さんに聞きます。
今日も昨日に続き、京大の小出裕章助教による「福島原発の再臨界の可能性」を伺います。昨日の放送では、私たちがあまり知らされていない「クロル」という物質について、情報をいただきました。これがもし、本当に検出されているならば、「再臨界」の恐れがあるとの指摘。今日も、この点を含め、「原発の今」について、水野アナが迫ります。そして、被災地からのリポートでは、陸前高田に滞在中のMBSの河本光正アナが、「被災地の医療」をテーマに報告してくれます。河本アナは、1週間の滞在を締めくくる最後のリポートで、被災地で感じた思いを伝えてくれます。
深刻な状況が続く福島第一原発の現状や今後の見通しについて、きょうも京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんに詳しく聞きます。番組の後半では、津波で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市で取材を続けている伊佐治記者に、被災地の現状について中継で伝えてもらいます。また、津波で診療所が流され、きょう新たに仮診療所を開設した福島県相馬郡新地町の歯科医師に電話をつなぎ、今の思いなどをうかがいます。
民主党衆議院議員の田中眞紀子さんがスタジオに来ます。福島第一原発の事故について政府などの対応を京都大学の小出さんにお話しを伺いながら、田中眞紀子さんに問いかけます。また、陸前高田市で避難所生活を余儀なくされている方からお話しを聞きながら、田中眞紀子さんと政府がするべきことを考えていきます。
福島第一原発の現状や今後の見通しについて、きょうも京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんに解説していただきます。また、きのうに引き続き、岩手県で取材を続けている魚住由紀さん(震災防災番組「ネットワーク1・17」パーソナリティー)と河本アナウンサーにそれぞれ電話をつなぎ、被災地の現状について報告してもらいます。番組の後半では、福島県の被災地で仮診療所を開設するため、現地で活動していた歯科医師に、医療の現状などについて詳しく聞きます。
きょうも8時スタートです。原発問題は、京都大学の小出さんに聞きます。きのうのタンカーの話、きょう政府から出てきましたね。被災地からは、ボランティアの現場から生の声を聞きます。そして、番組後半には池上彰さんにスタジオに来てもらう予定です。きょうの震災のニュースに関して池上さんに聞きたいことをお寄せ下さい。ただ、「たね蒔き」の前に番組収録をしていて、それが延びたら池上さんの出演はなくなってしまいます。その場合は大変申し訳ありません。