Previous/原発事故 NuclearPowerPlantCitizen'sNuclearInformationCenter : 原子力資料情報室 CNIC映像アーカイブ 福島原発アーカイブス
原子力資料情報室20110607福島原発解説 後藤政志氏 Audio39m21s4612kB
原子力資料情報室20110509福島原発解説 後藤政志氏 Audio1h06m52s7837kB
原子力資料情報室201105052030福島原発解説 後藤政志 なぜ格納容器の圧力が異常に上がったのかAudio33m44s3954kB
原子力資料情報室201105051900福島県双葉郡大熊町から避難をしている大賀あや子さんのお話 Audio1h11m27s8375kB
原子力資料情報室20110504200020ミリシーベルト問題 阪上武さん(福島老朽原発を考える会) Audio1h10m05s8215kB
原子力資料情報室201105032000塚本千代子さん(浜岡原発を考える静岡ネットワーク) Audio1h18m27s9195kB
原子力資料情報室201105022030後藤政志氏 AudiohmskB
原子力資料情報室201104282000福島原発解説 後藤政志氏 AudiohmskB
原子力資料情報室20110418東京電力が発表した『福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋』について Audio54m48s6423kB
原子力資料情報室20110415 原子力損害賠償紛争審査会 第1回 Audio42m45s5012kB
原子力資料情報室201104121945福島原発解説 Audio1h19m42s9341kB
原子力資料情報室201104111930後藤政志氏解説 資料 Audio1h05m12s7641kB
原子力資料情報室20110406後藤政志CnicNewsフェールセイフと設計 Audio1h20m40s9454kB
原子力資料情報室20110402CNIC News 嶋橋美智子さん Audio2h08m41s15081kB
原子力資料情報室201104011910緊急報告 放射性廃液問題 メガフロートは可能か? Audio52m02s6099kB Script
原子力資料情報室20110331原子力資料情報室からのメッセージ(4)Audio3m56s461kB
原子力資料情報室201103291830第73回公開研究会 資料後藤政志 上澤千尋 Audio2h11m24s15401kB
原子力資料情報室2011032619第8回記者会見at日本外国特派員協会-英語の逐次通訳付 資料a b Audio2h27m49s17324kB
原子力資料情報室2011032616崎山比早子Audio1h02m41s7347kB
原子力資料情報室2011032519第7回記者会見at日本外国特派員協会-英語の逐次通訳付 Audio1h29m05s10440kB
原子力資料情報室2011032312院内集会Part2福島原発の現状をどう見るか 後藤氏レクチャー Audio2h16m32s16001kB
原子力資料情報室20110320原子力資料情報室からのメッセージ(3)pdf
原子力資料情報室2011031900原子炉と放射線について解説 Audio2h00m34s14129kB
原子力資料情報室20110318原子力資料情報室からのメッセージ(2)pdf
原子力資料情報室2011031719第7回院内集会 資料 Audio48m12s5651kB
原子力資料情報室201103161900第6回記者会見at日本外国特派員協会-英語の逐次通訳付 Audio1h39m26s11654kB
原子力資料情報室201103151900第5回記者会見at日本外国特派員協会-英語の逐次通訳付 Audio1h25m22s10004kB
原子力資料情報室20110315原子力資料情報室からのメッセージ(1)pdf Audio4m43s554kB
原子力資料情報室201103141930第4回記者会見at日本外国特派員協会-英語の逐次通訳付 資料 Audio1h29m44s10517kB
原子力資料情報室201103131930第3回記者会見at日本外国特派員協会-英語の逐次通訳付 Audio1h37m04s11376kB
原子力資料情報室2011031317第2回記者会見 Audio1h39m06s11614kB
原子力資料情報室2011031220第1回記者会見 資料 Audio2h18m21s16213kB

原子力資料情報室201106072000福島原発解説 後藤政志氏 Ustream Video Audio39m21s4612kB

司会CNIC上澤千尋

参照資料 5月24日 東京電力

東北地方太平洋沖地震発生当時の福島第一原子力発電所運転記録及び事故記録の分析と影響評価について(PDF 16.5MB)

原子力資料情報室201105092030福島原発解説 後藤政志氏 Ustream1of2 2of2 Video1of2 2of2 Audio1h06m52s7837kB


原子力資料情報室201105052030福島原発解説 後藤政志 なぜ格納容器の圧力が異常に上がったのか Ustream Video Audio33m44s3954kB

  1. なぜ格納容器の圧力が異常に上がったのか
  2. 福井新聞記事 「福島原発、ベント難航で最悪想定 政府、大震災の翌日」(2011年5月4日午前0時17分)
    http://www.fukuishimbun.co.jp/nationalnews/CN/science_environment/443460.html
  3. 東京新聞記事 「福島第一 津波35メートル高台に計画」2011年5月5日12時10分
    http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011050590121017.html

最初音声が悪い箇所があります。申し訳ございません、ご了承ください。


原子力資料情報室201105051900福島県双葉郡大熊町から避難をしている大賀あや子さん Ustream Video Audio1h11m27s8375kB

ハイロアクション http://hairoaction.com/

最初音声が悪い箇所があります。申し訳ございません、ご了承ください。


原子力資料情報室20110504200020ミリシーベルト問題-阪上武さん(福島老朽原発を考える会)Ustream1of2 2of2 Video1of2 2of2 Audio1h10m05s8215kB

ゲスト阪上武さん(福島老朽原発を考える会:http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/

原子力資料情報室201105032000塚本千代子さん(浜岡原発を考える静岡ネットワーク) Ustream Video Audio1h18m27s9195kB

ゲスト 浜岡原発を考える静岡ネットワーク 塚本千代子さん

原子力資料情報室201105022030後藤政志氏 Ustream1of4 2of4 3of4 4of4 Video1of4 2of4 3of4 4of4 Audio1h03m38s7457kB


原子力資料情報室201104282000福島原発解説 後藤政志氏 Ustream Video Audio1h05m43s7702kB


原子力資料情報室20110418東京電力が発表した『福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋』について Ustream Video Audio54m48s6423kB

後藤政志さん(元原子炉格納容器設計技師、博士(工学))に東京電力が発表した『福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋』についてお話いただきます。


原子力資料情報室20110415原子力損害賠償紛争審査会 第1回 Ustream Video Audio42m45s5012kB

只野弁護士の報告


原子力資料情報室201104121945福島原発解説 Ustream Video Audio1h19m42s9341kB

2011/4/12 19:45- 84分
1、10分『柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会』から Group of Concerned Scientists and Engineers Calling for the Closure of the Kashiwazaki-Kariwa Nuclear Power Plant http://kkheisa.blog117.fc2.com/
2、CNICスタッフ澤井正子 放射線、放射能ミニ講座
3、後藤政志氏 元原子炉格納容器設計技師、博士(工学)による福島原発解説


原子力資料情報室201104111930後藤政志氏解説 Ustream Video 資料 Audio1h05m12s7641kB

後藤政志氏 元原子炉格納容器設計技師、博士(工学)による福島原発解説
・福島原発について
・制御棒脱落事故について 32分頃から


原子力資料情報室20110406後藤政志CnicNewsフェールセイフと設計 Ustream Video Audio1h20m40s9454kB

2011/4/5 福島第一原発放射能汚染水放水に対する抗議文pdf JF全漁連
後藤政志さん(元原子炉格納容器設計技師、博士(工学))
・低レベルの放射性物質を含む汚染水の海への放出
・安全性についての考え方


原子力資料情報室20110402CNIC News 嶋橋美智子さん Ustream Video Audio2h08m41s15081kB

テーマ:『被曝労働』白血病のため二十九歳で亡くなった嶋橋伸之さんの母美智子さんが被ばく労働について語ります。
お話:嶋橋美智子さん
著書:『息子はなぜ白血病で死んだのか』(株)技術と人間、1999年
1993年 放射線被曝労働の結果、長男信之さんの死亡に関して労災申請、
1994年 労災申請が認められる
この映像をご覧になって嶋橋さんへ感想をお送りしたい方がいましたら、cnic.japan@gmail.comまでお寄せください。転送させていただきます。


原子力資料情報室201104011910緊急報告 放射性廃液問題 メガフロートは可能か? Ustream Video Audio52m02s6099kB Script

2011/4/1 CNIC News 緊急報告 放射性廃液問題 メガフロートは可能か? 講師 後藤政志氏 8分頃からはじまります


原子力資料情報室20110331原子力資料情報室からのメッセージ(4)Audio3m56s461kB

原子力安全委員会よ、口先だけの反省より、行動を起こせ

原子力安全委員会は何をしているのか? 多くの人々がこう感じてきた。ようやく少しは表に出てきたが、安全委員長は、事故対策を「東電の自主性に任せていた」、耐震安全性は「割りきらなければ設計できなかった」と語った弁が報道されている。責任回避だ。これまでの反省の上に立って、安全委員会が今後どう行動するかがいま問われている。原子力資料情報室は、原子力安全委員会に以下の対応を早急にすすめることを求める。

  1. 今回の地震が他の地震の活動を早めるとの地震学からの指摘がある。とりわけ、東海地震 はいつ起きてもおかしくない時期に来ている。にもかかわらず、中部電力は運転を継続しながら、耐震安全性を強化するという。しかし、いま 原発震災が再発すればどうなるのか、その惨事はもはや疑いえない。同原発の耐震安全性強化のチェックとこの実施は浜岡原発を停止して行うように求めること。同時に、原子力安全委員会は耐震安全性および過酷事故への対応強化含めて早急に安全総点検をすること。
  2. 現場での作業は過酷を極めている。事態が長期化することは明らかだ。この被曝環境の中では、多くの作業者が必要になる。原子力の専門家を含めて原子力産業に従事してきたOBなども動員して、作業員の確保を急ぐこと。
  3. SPEEDIはほとんど役に立たなかったが、しかし公開された評価結果によれば、広がった汚染状況の中で、妊婦と子供たちなど、すぐに避難させた方がよい地域がある。加えて、福島第一原発の置かれている状況は非常に厳しい。最悪の事態が確実に避けられる保証はない。M7クラスの余震 の可能性もこの事態をいっそう危惧させる。30km内は当然のことながら、最悪の事態を想定して、さらに広域の避難計画を実施すること。
  4. メディアからは、「専門家」が放射線被曝による「健康影響はない」、「発がんのリスクはない」と繰り返し主張している映像が垂れ流されている。「専門家」に、このような曖昧な科学を語らせ続けてよいのか。 この結果、関心のある人たちには、いっそうの不安をあたえ、関心のない人たちは「専門家」の言葉を信じて、比較的高い空間線量が観測されているにもかかわらず、子供たちを屋外で遊ばせている。発がんのリスクを正しく伝えること。
  5. 原子力安全委員会は、毎日、定時に記者会見を開け。かつ、必要に応じて、緊急記者会見を開くこと。
認定特定非営利活動法人原子力資料情報室
〒162-0065 東京都新宿区住吉町8-5曙橋コーポ2階B
TEL.03-3357-3800 FAX.03-3357-3801

原子力資料情報室201103291830第73回公開研究会 Ustream1/3 2/3 3/3 Video1/3 2/3 3/3 資料後藤政志 上澤千尋 Audio2h11m24s15401kB

2011/3/29 第73回CNIC公開研 『福島原発で今なにが起きているのか』


原子力資料情報室2011032619第8回記者会見at日本外国特派員協会-英語の逐次通訳付 Ustream1/3 2/3 3/3 Video1/3 2/3 3/3 資料a b Audio2h27m49s17324kB

2011/3/26 CNIC News 第8回記者会見
福島原発に関する緊急記者会見(第8回)2011年3月26日 原子力資料情報室
— 福島第1原発事故:冷却剤喪失事故発生の可能性 —
福島第1原発の1〜3号機では、原子炉の危機的な状況が継続しています。東京電力公表の事故の初期データの解析から、第一原発1号機で大口径配管の破断事故発生の可能性のあることが明らかになりました。東京電力は非常に不十分なデータしか公表しておりませんが、分析結果を公表いたします。
日 時:2011年3月26日(土)19:00〜
場 所:原子力資料情報室
出 席:上澤千尋(原子力資料情報室・原子炉安全問題担当)
    田中三彦(サイエンスライター)
    後藤政志(元原子炉格納容器設計技師)
*英語の逐次通訳付
詳細
配信協力:JUNS株式会社


原子力資料情報室2011032616崎山比早子 Ustream1/2 2/2 Video2/2 2/2 Audio1h02m41s7347kB

2011/3/26 CNIC News 放射線と被ばく
被曝・放射線の問題を崎山比早子さん元放射線医学総合研究所主任研究官、医学博士、現高木学校)の解説


原子力資料情報室2011032519第7回記者会見at日本外国特派員協会-英語の逐次通訳付 Ustream Video Audio1h29m05s10440kB

2011/3/25 19:00- 日本外国特派員協会 CNIC記者会見
2011/3/25 FCCJ
後藤 政志(東芝・元原子炉格納容器設計者、博士(工学))
Masashi Goto, Former Toshiba Nuclear Power Plant Designer
上澤 千尋(原子力資料情報室・原子力安全問題担当)
Chihiro Kamisawa, Senior Researcher, CNIC
more information in English (FCCJ)


原子力資料情報室2011032312院内集会Part2福島原発の現状をどう見るか 後藤氏レクチャー Ustream Video Audio2h16m32s16001kB

2011/03/23 院内集会 後藤氏レクチャー
12:30-14:00 参議院議員会館にて「福島原発の現状をどう見るか」講師後藤政志氏
議員にレクチャーをすることが趣旨です
東京電力福島第一原発の事故に対応するため、懸命の注水作業、通電工事などが続いています。しかし、いまだに放射能漏れが続く中、今後事故はどのような方向に向かうのか予断を許さない状況です。また、事故の収束まで、相当長期の時間が必要になると考えられます。
そこで、3月17日に引き続き、原子力発電の専門家である後藤政志氏に、福島原発の現状と今後想定される問題点について報告していただきますので、是非ともご参集下さいますようお願いします。


原子力資料情報室20110320原子力資料情報室からのメッセージ(3)pdf

福島原発の危機に際して日本政府に要求します

多大な努力にもかかわらず、福島第一原発で、プルトニウムをふくむ燃料を装荷している3号機から放射能が大量に放出される危険性が増大しています。特に心配されるのは、20から30キロ圏内で屋内待避を強いられている方々であり、可能な限りすみやかに遠方へ避難するべきと考えます。妊婦、小児、児童から優先的に避難できる手立てを取ることを私たちは政府に求めてきました。改めて強く政府の決断を求めます。

30キロ以遠でも相当量の放射能が届く恐れのある地域からは、やはり避難の必要があります。条件を整えて迅速に避難できるような体制をとることを求めます。(なお、短時間この地域に立ち入って救援活動を行うことによる大きなリスクはないと考えます)

認定特定非営利活動法人原子力資料情報室
〒162-0065 東京都新宿区住吉町8-5曙橋コーポ2階B
TEL.03-3357-3800 FAX.03-3357-3801

原子力資料情報室2011031900原子炉と放射線について解説 Ustream Video Audio2h00m34s14129kB

原子炉と放射線について解説
後藤政志(東芝・元原子炉格納容器設計者、博士(工学))
崎山比早子(元放射線医学総合研究所主任研究官、医学博士、現高木学校)


原子力資料情報室20110318原子力資料情報室からのメッセージ(2)pdf

福島原発の危機について私たちは考えます
  1. 私たちは、3月15日に「福島第一原発及び同第二原発の今回の事故は、原発の設計条件においては考えられていない想定外の過酷事故であり、極めて深刻な事態が続いています」と述べました。残念ながら、本日までこの状況は変わっていません。
  2. 現場の作業員の方々の努力なしには、この危険を回避することはできません。作業員の方々は、極めて高い被曝の危険があるにもかかわらず、破局的な事態を回避するために、日夜奮闘されています。私たちは、最大限の感謝を表明します。
  3. ところで、事故以来、私たちには「何キロまで離れれば安全か」という問い合わせが殺到しております。
  4. しかし、この質問に対して、具体的に「何キロ」と回答することは困難です。私たちには、現状の正確な情報が乏しく、また、今後の状況を予測することも困難なことが大きな理由です。また、避難するかどうかは、原発からの距離や放射線レベルだけでは決められません。家族構成、生活環境、周りの人々とのつながり、避難先および避難手段の確保など、条件はさまざまだからです。
  5. 放射能は、妊婦(胎児)・幼児・子供には影響が大きく現れます。これらの方々は、福島原発からできるだけ遠くへ避難した方が安心です。
  6. 遠くへ避難できない場合には、建物の中に入り外気に触れるのを避けること、雨には極力当たらないことが、被曝を避けるためには重要です。
  7. 現状では、放射能が大規模に放出されるような事態には、至っていません。しかし、今後、そのような最悪の事態が生ずる可能性は否定できません。その場合には、政府が設定している現在の避難範囲では、不十分なことは明らかです。
  8. 最悪の事態に至る可能性がある具体的な事象は、原子炉水位のさらなる低下による核燃料の溶融(メルトダウン)、大規模な爆発、使用済み燃料プールからの放射能大量放出などがあげられます。
  9. 政府および東京電力は、これらの事象につながる状況の変化について、迅速かつ正確な情報提供をするべきです。特に、放射線量の測定は、政府および東京電力だけではなく、各自治体や民間でも測定されています。政府は、これらのデータを収集して、誰もが容易にアクセスできるような体制を速やかに構築すべきです。
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原子力資料情報室2011031719第7回院内集会 Ustream 資料 Video Audio48m12s5651kB

3/17 緊急院内集会 福島原発の現状をどう見るか
後藤政志さん(東芝・元原子炉格納容器設計者、工学博士)の解説


原子力資料情報室201103161900第6回記者会見at日本外国特派員協会-英語の逐次通訳付 Ustream Video Audio1h39m26s11654kB

【発言】
小倉 志郎(柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える技術者・科学者の会)
上澤 千尋(原子力資料情報室・原子力安全問題担当)
後藤 政志(東芝・元原子炉格納容器設計者、博士(工学))
崎山比早子(元放射線医学総合研究所主任研究官、医学博士、現高木学校)
※柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える技術者・科学者の会と原子力資料情報室との共催


原子力資料情報室201103151900第5回記者会見at日本外国特派員協会-英語の逐次通訳付 Ustream Video Audio1h25m22s10004kB

発言:
上澤 千尋(原子力資料情報室・原子力安全問題担当)
後藤 政志(東芝・元原子炉格納容器設計者)


原子力資料情報室20110315原子力資料情報室からのメッセージ(1)pdf Audio4m43s554kB

福島原発の危機について私たちは考えます
  1. 福島第一原発及び同第二原発の今回の事故は、原発の設計条件においては考えられていない想定外の過酷事故であり、極めて深刻な事態が続いています。
  2. この影響を避けるためには、原発から距離を置くのが最も有効な手段です。可能であれば、福島原発から、できるだけ遠くへ離れることがベストです。移動できない方は、建物の中に入って、外気に極力触れないでください。雨には絶対に当たらないように気をつけてください。
  3. 「何キロまで離れれば安全か」について判断することは容易ではありません。この判断のためには、放射能レベルと気象条件についての正確な情報が必要であり、さらに、今後何が起こりうるかについての的確な予測が必要だからです。これまでの政府・東京電力の情報提供は極めて不十分であり、この判断のために必要な情報を、正確かつ迅速に提供するべきです。
  4. 現時点で、私たちが把握している事実は以下のとおりです。
    1. 福島第一原発2号機は、核燃料の冷却能力が十分でなく、核燃料が長時間にわたって露出している状態です。格納容器からは、数日前から、圧力を低下させるため、放射性物質を含む蒸気を放出しており、加えて、放射性物質を閉じ込める最後の砦である格納容器の一部である圧力抑制室(サプレッションプール)が一部損傷を受けたため、これによって、さらに放射性物質が放出されています。今後も、炉水位の低下及び格納容器の損傷によって、さらに多量の放射性物質が放出される可能性があります。
    2. 福島第一原発1号機及び3号機でも、核燃料の冷却能力が十分でなく、格納容器からは、数日前から、圧力を低下させるため、放射性物質を含む蒸気が放出されております。現在、海水注入がされていますが、2号機と同様の事態に至る可能性があります。
    3. 福島第一原発4号機~6号機は、地震時には定期点検中で運転されていなかったにもかかわらず、同4号機では使用済み核燃料プールが水位低下したことによって水素爆発が発生したとされています。この事実は、4号機~6号機の安全も、絶対のものではないことを示しています。
    4. 福島第二原発1号機~4号機も、冷却能力の不足が懸念されていました。東京電力の発表では、4基とも冷温停止(100℃以下)で外部電源も確保されているとのことでありますが、一部温度が上昇したとの発表もあります。今後も長期間継続して冷却しなければならず、注意深く監視していく必要があります。
    5. 福島第一原発は6基の、同第二原発は4基の原発が隣接しており、1基の原発に発生した事故が、他の原発に影響を及ぼす可能性が高く、今後、事態がさらにより深刻なものになる可能性もあります。
認定特定非営利活動法人原子力資料情報室
〒162-0065 東京都新宿区住吉町8-5曙橋コーポ2階B
TEL.03-3357-3800 FAX.03-3357-3801

原子力資料情報室201103141930第4回記者会見at日本外国特派員協会-英語の逐次通訳付 Ustream 資料 Video Audio1h29m44s10517kB

【発言者】
上澤 千尋(原子力資料情報室・原子力安全問題担当)
Chihiro Kamisawa, Senior Researcher, CNIC
後藤 政志(東芝・元原子炉格納容器設計者)
Masashi Goto, Former Toshiba Nuclear Power Plant Designer
伴  英幸(原子力資料情報室・共同代表)
Hideyuki Ban, Secretary General, CNIC


原子力資料情報室201103131930第3回記者会見at日本外国特派員協会-英語の逐次通訳付 Ustream Video Audio1h37m04s11376kB

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原子力資料情報室2011031317第2回記者会見 Ustream Video Audio1h39m06s11614kB

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