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東京国際芸術祭
中東3カンパニー公演クウエイト、レバノン,パレスチナの劇団,2月12日から 東京で世界的に反響の作品を上演


平生,鑑賞する機会が少ないクウエイト、レバノン,パレスチナの劇団が日本でも上演されます

◎『アル・ハムレット・サミット』 スレイマン・アルバッサーム・シアターカン パニー(クウェート
http://www.anj.or.jp/tif2004/program/alha.php     

2月12日~17日 パークタワーホール(新宿)

アラビア語上演・日本語字幕付

とあるアラブの小王国。ハムレットでおなじみの人物たちが、サミットを思わせる舞台装置の中で陰謀に満ちた駆引きを展開します。一見大胆なハムレット翻案に見せかけながら、湾岸戦争からイラク戦争へといたる国際政治の矛盾を鋭く批判するメッセージ性の強い作品です。


2002年カイロ国際実験演劇祭やエジンバラ・フリンジフェスティバルで高い評
価を得た英語バージョンを下敷きに、刻一刻と変わる国際政治情勢を反映させたアラビア語バージョンを新たに創作、演出や舞台装置を大幅に改変した世界初演となります。アラブ演劇界の若きリーダー、スレイマン・アルバッサームのもとにはアラブ諸地域から一級の俳優が集合、1ヶ月に渡るクウェートでの稽古を経て来日します。国境を超えたアラブ世界演劇の新境地開拓なるか。世界が注目する舞台です。


◎ラビア・ムルエ&リナ・サーネー (レバノン)    

http://www.anj.or.jp/tif2004/program/rabi.php

2月12日~17日 パークタワーホール(新宿)
アラビア語上演・
日本語字幕付
ベイルートを拠点に活躍するアーティスト、ラビア・ムルエ&リナ・サーネー。ビデオ作品『FaceA/FaceB』では、ムルエの個人史・家族史とレバノンの歴史が、声という記憶メディアを軸にシンクロする深遠で感動的な作品に仕上がっています。 パフォーマンス『BIOKHRAPHIA-ビオハラフィア』は、Bio(ギリシャ語で人生、生命)、Khraphia(アラビア語で糞)、そしてBiography (自叙伝)を掛け合わせた造語。演出家であり女優であるリナ・サーネーが、インタビューショウに答える形式でカセットテープに録音された質問に答えていきます。やがて質問は尋問にすりかわり、事実と虚構の区別がつかない自叙伝が捏造されていきます。現在のアラブ社会が抱えるアイデンティティの問題、紛争の続くレバノンにおける政治と芸術の関係性など、巧妙なテクストと独自の舞台装置の介入によって我々に深く問いかける作品です。

◎アライブ・フロム・パレスチナ アルカサバ・シアター(パレスチナ) 
http://www.anj.or.jp/tif2004/program/alka.php


2月25日~29日 シアタートラム  アラビア語上演・日本語字幕付 舞台上には山のように積み上げられた新聞紙。静かに響くサティの調べ。その中から6人のパレスチナ人が次々に現われ、パレスチナの「(非)日常」-家族 のこと、少年の夢、恋人との時間・・・を語り始めます。彼らの目の奥に映るのは、毎日の生活で目にしてきたパレスチナの事実。胸の奥に流れているのは、やり場のない激しい怒りや絶望感。それらは、台詞の随所に散りばめられた強烈なアイロニーとユーモアによって昇華され、世界中のマスメディアが伝える「紛争とテロとパレスチナ」という画一的な情報ではわからない、パレスチナに生きる生身の人間としての存在を観客の前に晒し出します。
70年に設立されたアルカサバ・シアターはエルサレム、ラマラに拠点を持ち、同地の文化活動をリードする存在で、中東諸国、海外との積極的な交流を行って います。
     01年カイロ国際実験演劇祭ベスト演劇作品賞受賞作
     03年カルタゴ演劇 祭金賞(最高賞)受賞

 

詳細はこちらに

http://www.anj.or.jp/tif2004/index.php
NPO法人アートネットワーク・ジャパン
Arts Network Japan
東京国際芸術祭
Tokyo International Arts Festival
〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂1-15-3-705
Tel:03-5428-0335
Fax:03-5428-0336
http://anj.or.jp


イラク戦争と子どもたち~子どもたちの絵画展~

日時 2月1日~2月29日 11時~19時

場所 渋谷 クレヨンハウス

住所:〒107-8630 東京都港区北青山3-8-15

交通:地下鉄表参道駅 出口A1またはB2徒歩3分

日本国際ボランティアセンター(JVC)は2002年よりイラクの子どもたちと絵 画を通じた交流を行ってきました。 (リンク JVC参照)




エジプトのイスラーム文様
暮らしの中に華開いたイスラーム文様

中近東文化センター 10月4日(土)~12月7日(日)

ブービエ・コレクション初公開
限りなく変化を織りなすイスラームの装飾文様は、中東の古く長い伝統が培った美の精華。…この展覧会は、中世のエジプトで盛んに用いられた飲料水を入れる素焼きの壺の透し彫り、フィルターで、イスラーム文様の成り立ちを解く試みです。庶民が日常に使ったフィルターには、“文様のカタログ”と呼ばれるほど多様な図が尽され、見入るほどにその世界へ引き込まれます。
フィルターはエジプトの首都カイロの南部に広がる遺跡、フスタートで出土しました。そこはカイロ市が発展するまでアフリカ大陸随一の大都会で、膨大な出土品は活気あふれる都市生活を知る大切な拠り所です。
ナイルの水が育んだ暮らしを再現した中で、世界最大のブービエ・コレクションから選りすぐったフィルター160点と、イスラーム工芸の粋を集めた陶器、染織、ガラス、金工、写本を見比べながら、中世エジプト社会の豊かな日々を、ひととき垣間見てはいかがでしょうか。

講演会(開始時間は毎回14時から)
10月4日(土) 川床睦夫(中近東文化センター主任研究員)
ナイルの水とイスラーム文様
10月11日(土) 佐藤次高(早稲田大学文学部教授)
ナイルの歴史と歴史家たち
10月18日(土) 三浦徹(お茶の水女子大学文教育学部教授)
都市の光と影
11月1日(土) 飯島章仁(岡山市立オリエント美術館学芸員)
古典古代の文様からイスラームの文様へ―コプト染織と舗床モザイクを中心に―
11月2日(日) 真道洋子(中近東文化センター研究員)
生活の中のガラス器―女性の部屋を中心に―
11月8日(土) 山田幸正(東京都立大学大学院工学研究科助教授)
カイロのイスラーム建築
11月15日(土) 岡野智彦(中近東文化センター研究員)
エジプトのイスラーム陶器
11月29日(土) 家島彦一(早稲田大学大学院教育学研究科特任教授)
国際交流ネットワークのなかのエジプト ―人・もの・市場・ルート―
12月6日(土) 川床睦夫(中近東文化センター主任研究員)
「海のシルクロード」の発掘

*講演会参加ご希望の方は、電話またはFAXにてお申し込み下さい。聴講料は300円。
*講演会の日程や内容は都合により変更させて頂く場合がありますので、事前にお問い合わせ下さい。
詳細はこちらを→→
http://www.meccj.or.jp/egyptmonyo.html



イラク占領下の現地報告会 (目黒で)
―福祉施設は今どうなっているのか?―

日時: 2003年9月28日(日)
午後1字30分~4時00分
場所: 中目黒住区センター第4会議室(和室)
中目黒駅から大井町行きバスで2つ目 共済病院前下車
目黒区中目黒2-10-13(電話 03-3719-0694)
講演者: 秋貞 早苗氏
川崎市内の福祉施設でヘルパーとして勤務しながら、今年6月の中旬から1週間、情勢悪化している8月中旬にもイラク入りして現地の福祉施設施設を中心に現状を調査してきています。
参加費: 500円

<主催連絡先>

沖縄と結び平和な目黒をつくる会
芽根 潤一 090-4130-2940
榊 直 子 3792-3503

目黒平和と人権研究会
佐久間 やす子 3725-9958

目黒教育ネット
坂本 史子  3715-0434

アラブ中東研究会
阿部 政雄  3716-5501(ファクス)



東京での「地中海映画祭」成功裡に終わる
今後3年間地方で上映

中々見る機会のない地中海沿岸諸国の国々の貴重な映画が20数本も一挙に上映さ れる地中海映画祭が5月中旬から6月初旬にかけて開かれた。主催は1982年の国 際交流基金と朝日新聞。その内の12本がエジプト、シリア、チュニジア、モロッコ、 アルジェリアといったアラブの映画で、後は、トルコ、ギリシャの映画である。  この貴重な映画は今後3年間、日本各地で、上映される予定。

作品紹介


(チュニジア) (3本)
ラグレットの夏

フェリッド・ブゲディ-ル監督
1967年、第3次中東戦争勃発前夜の海辺の町ラグレットを舞台に、アラブ系・キリスト系の、宗教、民族が異なる3つの家族の日々を、軽妙洒脱なタッチで描いた作品。チュニジア出身の女優クラウディ・カルディナ-レがゲスト出演。





ある歌い女の思い出

ムフィーダ・トゥラートリ監督
バーの歌姫アリヤ我、母と共に幼少期を過ごした王宮を訪れ、封印していた過去をふりかえる。フランスによるチュニジアの植民地支配が崩れていく状況を背景に、1人の少女が子供から大人へと成長し、自らのアイデンティティを獲得してゆく過程をたくましく描いた傑作。



チュニスの女たち

 ヌーリー・ブ-ジッド監督
 「チュニジアの少年」、「ある歌い女の思いで」などの脚本家による典型的な良妻賢母、別 れた恋人を思いながら女手ひとつで子供を育てる女、アルジェリアから逃れてきた過去がトラウマとなっている女。チュニスに生きる女たちの友情と生活を描く。




(エジプト)(3本)

他者

ユーセフ・シャーヒーン 日本でも多くのファンをもつ、エジプト映画界の巨匠、ユーセフ・シャーヒーンの最新作。歌あり踊りありのエンターテイメント作品。 現代版ロメオとジュリエットともいえる悲恋を軸として、欧米資本のどう流や宗教問題など、エジプト社会が抱えるジレンマを浮彫りにする。





エルマディナ

ユスリ-ナスラッラ-監督 アレキサンドリアで活動したギリシャの詩人コンスタンチン・カバフィの詩から想を得てつくられた作品。人生を変えようとパリパリに渡ったアリは、負傷をきっかけにカイロに戻り、本当に大切なのはどの町に暮らすかではなく自分が誰なのかを知らせることだと気づく。




アクラ

白ナツメヤシの伝説 ラドワ-ン・エル・カーシフ監督 男たちが出稼ぎに出て、女ばかりになった砂漠の小さな村に残った少年アハメドは、歳月を経て村のリーダー的存在になる。何年もたって戻ってきた男たちが、彼の成長をうとましく思いはじめ・・・。民俗音楽をちりばめた幻想的な作品。   





(レバノン)(1本)

西ベイルート

ジアド・ドゥエイリ監督 クエンティン・タランティ-ノ監督のアシスタント・カメラマンをつとめたドゥエイ リ監督の長編でビュー作。内戦中のレバノン、西と東に分断されたベイルート、内戦 が次第に人々に深刻な影響を及ぼしていく状況を少年たちの生活を通 じて描いている。




シリア(1本)

魂のそよかぜ

アブドルラティフ・アブドルハミド監督 父はいないが心優しく明るいサミエルは、職場で出会ったマリアンとお互いに一目惚 れ。しかし、マリアンには許婚ユセフがいた。古き良きハリウッド映画を彷佛とさせ るようなユーモアとペーソスに富むエンターテイメント映画、秀逸な音楽も聴き逃せ ない。




(モロッコ)(3本)

運命

ナビル・アユーシュ監督 警察官が500人以上の女性を監禁し、そのビデオを闇で売っていたという現実の事 件をもとに、事件に巻き込まれたカップルが逃亡する姿をスタイリッシュな画面 と軽 快なテンポで描く。従来のモロッコ映画ではタブーとされていた題材に果 敢に取り組 んだ娯楽作。





失われた子供たちの海岸
ジラ-ル・フェリハ-ティ監督
タンジェ近くの塩の産地として知られている海辺の村。過って恋人を殺してしまった ミナが妊娠しているのを知った父親は、妻に妊娠したふりをさせ、ミナの子を妻の子 供として知らせることを決意する。父権制のもとで幽閉されている女たちの姿を静謐 な画と音の中に刻印した作品。

女房の夫を探して

ムハンマド・アブデッラハマーン・タ-ジ監督 三番目の妻と三度目の離婚したハッジ。航海するが四度目の結婚は相手が一度離婚し ない限り許されない。妻を取り戻すために妻の夫探しをするという、いスラーム社会 ならではの矛盾に満ちたハッジの試練が始まる。90年代におけるモロッコ映画再生 の口火を切った大ヒット作。




(アルジェリア)(1本)

砂漠の方舟

モハメッド・シュウイック監督 舞台はサハラ砂漠のオアシスの村。異なる民族に属する若い男女が恋に陥ったことを きっかけに、二つの民族の対立が激化し、憎しみ、対抗意識が村を破壊する。監督は この砂漠の村の寓話に仮託してエスカレートする暴力と民族の対立を痛烈に批判する。



問い合わせ先 : 地中海映画祭事務局 岩崎:エース・ジャパン内                          Tel.5562-4422 http://www.jpf.go.jp





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