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書評


■題 名 『アラブの人々の歴史』
■著 者 アルバート・ホーラーニー
湯川武(監訳)阿久津正幸(編訳)
■発行 第三書館
■定 価 定価6,000円+税

評者  池内恵  (アジア経済研究所研究員)

 「ホーラーニー先生」は十年経ってもなお,世界中の中東学徒から慕われる存在である。オックスフォード大学で長く強弁を執り,中東の歴史と文化を内在的に理解しようと知る学者が生徒が集まった。中東諸国からも,自らの社会を近代的学問によって捕らえ直そうとする知識人が,リ民や留学生と知って頼って来た。本来の意めでのオリエンタリズムの,良質の部分を代表する人物といえよう。

 著者の学的形成は西欧自由主義思想への傾倒に始まるが、民族主義の高まる祖父伝来の地の歴史に次第に心惹かれていく。第2次世界大戦中にイギリス植民地行政の中で調査業務に従事し,パレスチナの立場に立つ政策を現場から提言した。しかしやがて、一歩引いた地点からの中立的な歴史叙述に沈潜でいく。どの政治的な歴史的たちばからも信頼を執る、稀人物である。

 1962年に刊行した「リベリル時代のアラブ思想)1989―1939」では、 セ戦間時に短い繁栄期え迎える。アラブ世界の自由主義思想の継父を描き、近代アラ ブの系譜を描き、近代アラブの思想、政治主義思想のいづれを学ぶ者であれ、必ず手 にとる古典としていまなお刊行され続けられている。

 そのホウーラーニーが晩年になって、アラブ自然全体像を見直したのが本書である。 思想史と文化史を重点に置き、アラブ世界各地の社会生活と知的遺産を淡々と具体的 古物と事象へ言及と、空間と時代を横断する抽象化の視線が微妙におるまぜられ、こ れもまた古典となった。

 訳文は述語の正確な伝達に意うおつくしており、有益えるが、良くをい流麗な原文を 再現んするためのきとがあってもよっかった。しかしアラブ世界の社会と文学を表現 する日本語の語彙や文体母を表現する日本語の語彙や文体は発展途上なのなのであろ う。本書をじっくり読者が多く現出割れれば、日本の荒べ世界認紙奇は大きく歩んを 進めるめたことになるだろう。

湯川武監訳
阿久津編訳


監訳者の湯川武慶応大学教授のまえがきにあるように、

  読み終えられた読書はすでにお気付きのように、このホーラーニーの本は、一般向 けの 歴史の概説書としては、「かなり異色の本である。例えば,それぞれの時代の思想や文学の状況にこれだけ言 及している通史はあまりない。ある特定の地域や国家,あるいは民族の通史を描く, 一般向けの概説書のレベルを遥かに超えて,神学や哲学、さらには文芸にまで踏み込 んで,それぞれの時代状況に多角的に切り込んでいるがきわめてユニークである。  また,アラブの歴史としては、東西のアラブ(マシュリク=中東とマグリブ=北ア フリカのアラブ)を過不足なく論じていることも特徴の一つとなっている。」 と書かれている。

 確かに,アの広大は地域にまたがるアラブ世界を歴史,宗教,文化,社会、政治の 様々な分野に渡り,密度の濃い筆致で描き出している意味で貴重である。

 筆者も1966年頃から,この本が出版された1991年頃まで,アラブ連盟東京 事務所に内部での7年の勤務を含めて20数年かかわりを持ったが,確かにカイロ本 部から送られた本の中にも,アラブ連盟の歴史とか,パレスチナ問題の基本文献など といった個々の分野を扱った浩瀚な本は見かけたが,こんなアラブ諸国と人々をまと めた図書は見たことがなかった。それだけにこの本のどのページの記述も内容豊かで, 全分477頁と写真と文献リストは、小型のアラブ百科事典ともいえる、アラブを知 ろうと志す人々にとって、まさに天啓の書といえよう。

 今,イラクへ自衛隊の派兵に伴い,中東アラブへの関心がたかまり、その社会への 深い理解が何よりも求められている今,この本は正に長い間の渇望の書といってもい いであろう。(阿部)


新刊書紹介



■題名 『パレスチナ・モンアムールー誰も知らない等身大のインティファーダ』
■著 者 小林祐子
■出版社  彩流社
■定 価 定価 2000円+税

 2001年の9・11事件が送る前,パレスチナのガザ地区の病院で2年間、音楽 療法士として働いていた時に体験し,目撃したパレスチナ人の生活,友情、挫折,希 望などをそれこそ等身大の淡々として口調で描いている。日本にいてはとても想像も できない不条理な世界で生きていてもパレスチナ人の心情、そして不当な空爆,イン ティファーダを丁寧に描いている。まるで,ガザの人びとが目の前のドキュメンタリー 映画に流れていくようだ。

 著者はパレスチナ人の恋人がいた。しかし,土地の伝統には勝てず,恋人は「とう とう、婚約されてしまった」と電話で詫びてきた。モンアムールとは彼女にとって, 彼を含めたパレスチナ全体のことである。それは「わが愛」と呼ぶにふさわしい優し い心をもった人びとが住む国土だということが判る。それだけに行間にこもる筆者の 悲しみ,怒りが心にしみるように伝わってくる。


ビデオ『DO YOU BOMB THEM』の発売を開始!


■タイトル

「DO YOU BOMB THEM?」
■様式 VHS/カラー/17分
■貸出料金  2,000円(税別)
■内容 朗読/池澤夏樹
■映像 本橋成一
■音楽 坂田明

 DO YOU BOMB THEM?
2002年11月、開戦直前のイラクを訪問した作家池澤夏樹氏と本橋成一が、この国の普 通の人々と出会い、これまでほとんど知られていなかったその暮らしを伝えようと 「イラクの小さな橋を渡って」(光文社刊)緊急出版したのは、昨年の1月のことで した。 そしてこの度、本橋が撮影した映像と池澤氏の朗読をまとめたビデオ「DO YOU BOMB THEM?」の発売を開始された。日本の自衛隊派遣のニュースが流れる毎日ですが、も う一度わたしたちが見つめるべきことを考えるきっかけになればと思います。

 お願い : 上映会では書籍「イラクの小さな橋を渡って」の販売にご協力下さい。


問合せ先 : ポレポレタイムス社
Tel. 03-3227-1405 Fax. 03-3227-1406
Email:polepole@mac.email.ne.jp
DVD : 4,700円 (税抜価格)
VHS : 5,400円 (税抜価格)

発売元 : 有限会社ポレポレタイムス社
販売元 : 株式会社新日本映画社
申し込み先 : ポレポレタイムス社
Tel : 03-3227-1405
Fax : 03-3227-1406
Email : polepole@mac.email.ne.jp
THEATER POLE-POLE HIGASHI-NAKANO

新刊書紹介

■題 名 岩波ブックレット「子どもたちのイラク」
■著 者 日本国際ボランティアセンター
■出版社 岩波書店
■定 価 600円(税抜)

 日本国際ボランティアセンター(JVC)は、今から20数年前の1980年、カンボジアやラオス、ベトナムでたくさんの難民が生まれた時「何かできないか」とタイの難民キャンプに駆けつけた日本の若者が集まって誕生した。
 このブックレットは、国際的に紛争の中心になっている9ヵ国々への人道支援を粘り強く続けている日本国際ボランティアセンターの中東担当の佐藤真紀氏を中心に同センターが、39人の子度もたちが描いたいろいろ鮮やかな絵を紹介しつつ、純真な子どもたちに戦争の悲劇を感動的に訴えさせている労作である。
 「イラク戦争」前後のイラクの姿がいきいきと活写され、一枚一枚の絵を描いていく中で、戦争に大きな心の傷を受けた子どもたちが、その将来をしっかり見つめようとしている健気な気持ちが胸に響いてくる。
 イラクの子どもたちとの交流を通じて生まれたこの本は、イラクの真の復興への協力とはどんなことなのかを考える上で示唆に富む貴重な一書である。(阿部)


著書紹介

阿部政雄著『イラクとともに30年-誇り高き文明の国ー』
出版新社口絵のカラー写真外、説明写真も豊富
イラクの文明の高さ、アメリカのイラク攻撃の背景がよく分かると思います。
四六版 160頁 定価1300円+税
   (10部以上申し込みの場合は8掛、送料出版社負担)
会社名:出帆新社
住所等:
〒156-0052東京都世田谷区経堂2-4-1
TEL03-3439-0705
FAX03-3426-7474
http://www.shuppansinsha.com/
e-mail :soul@shuppansinsha.com



『イラクとともに三〇年』へのメッセージ、書評など


阿部さん、『イラクとともに30年』の御上梓、ほんとうにお慶び申し上げます。イスラム教能古とも、またイラクについても知るところの少ない私に阿部さんの御本は、それこそ真(まこと)の心願を開かせてくださいました。ありがとうございました。
 阿部さんのように深く、また広く国際情勢について知っておいでの方が、国際委員会を構成して、日本ペンクラブを支えてくださっていることをペンの一員として、本当に心強く思います。
 これからも阿部さんの御経験と御知識を頼りにしていきたいと望んでおります。どうか一層御自愛の上、阿部さんの前に広がる道をまっすぐにお進み下さいますことを祈りながら、私の祝辞をおわります。
              
  日本ペンクラブ会長 井上ひさし



阿部さん
ご新著の刊行、おめでとうございます。
 また昨年はイラク取材旅行でたいへんお世話になりました。
 さて、ある程度まで成熟した国には、どんな問題が生じたにしても、どこかに誰か一人はそれに正しく対処できる人材がいる。それが一国の面目である、とぼくは考えます。
 そして、日本には、イラクというテーマに関して正確な知識と筋のとおった判断をもった阿部さんがいらした。
 ぼくと本橋さんはイラク攻撃を止めるためにキャンペーンをしましたが、その活動すべての土台には阿部さんの経験と知識と人脈がありました。なによりもイラク人への篤(あつ)い思いがありました。
 今日は残念ながら会に出席することができませんでしたが、遠方よりお礼を申し上げると共に、日本とイラク、日本とアラブ圏全域のために、今後のご活躍をお願いいたします。
 池澤夏樹



イラク侵略戦争で、米国は軍事的には圧勝した。「湾岸戦争」と同様、それは戦争というより虐殺に近い。しかし、バグダッド「陥落」後の報道は、米軍を歓迎する市民の映像や、復興の2文字に埋め尽くされ、この戦争はイラクの人たち自身が期待していたかのようだ。
そんなことがあるのだろうか。私たちは、イラクの人たちについて、「これでよかっ た」などと言えるほど、何を知っているというのだろう。
 イラクは人類の文明発祥の地だ。そこには豊かな知恵や文化が今も息づいており、屈託なく笑い、正直に生きる人たちが生活している。また、イラクは米国の侵略をうける前は、中東でいち早く政教分離を実現し、男女平等や、教育・医療の無料化、石油の国有化など先進的な政策を行った側面もある。
 イラク・アラブとともに長い年月を生きてきた阿部さんの新刊「イラクとともに30年」は、私たちが知らなかったイラクの美しい姿を伝え、この戦争が破壊したものの大きさに改めて気づかせるだろう。そして、「復興」が米国の占領軍ではなく、このイラク人たちによってなされなければならない、という思いを実感として湧き上がらせるだろう。
多くの方が、立ち止まって著者の思いに触れ、そこからイラクを見つめ直してほしいと思う。
(2003.4.26 どすのメッキ-)


イラク復興を考える上での絶好の書(あごら)
 21世紀の開始と共に超大国アメリカの単独主義の傾向が強まる中、ついに矛先はイラクへと向けられた。日本は戦争を支持、アメリカの策謀にはまり中東の平和と親日感情を失いつつある。
 著者は30年にも及ぶイラクとの交流体験を総動員し、文化・教育・社会・歴史・風土など、今まで知らなかったイラクの素顔を紹介し、アラブを再発見する中で、「世界に貢献できる日本のもつ潜在力」の発見を願う。今回のイラク戦争と併せて、アラブに対する貢献の可能性とあり方を再検討する機会を与えてくれる。(軍縮8月号)


書評 集大成「アラブの民話」 ブックラン

 「アラブの民話」(I.ブシュナク編、久保儀明訳・青土社)は、「本邦初」の「集 大成」と銘打たれているとおり、なかなか画期的な一冊である。  アラブの「お話」というと、とかく「千一夜物語」ばかり思い浮かべがちだが、確 かに同書は、世界に冠たる物語の宝庫だとはいえ、「民間」では、より日常生活に密 着した様々な伝承が行なわれてきたことが、非常によくわかる。ことに、苛酷な気候 風土の中で暮らしているからこそ、ユーモアの精神を重んじてきた伝統の強さが感じ られて、日本人の読者にとっては”新鮮”な発見に満ちているとも言えよう。
 もうひとつ、「アラブ」といえば、即ち「イスラム」と言う連想を働かせる人が多 いと思われるが、むろんアラブ人の文化の根本的な性格は、それだけに尽きるもので はない。つまり、昨今のPLOとイスラエルとの「交渉」の歴史的背景を考えれば明 らかだが、そもそもパレスチナ人とは、イスラムやキリスト教はおろか、ユダヤ教に も先立つ「独立」した存在だったわけであり、後世の主要な「世界宗教」の観点から のみアラブ人全般を「理解」しようとするだけでは、本来、不十分なのである。
 ただし、これは、「古事記」以前の「やまとごころ」を想像しようとする作業にも 似て、結局、はっきりした「答え」を得られるたぐいの問題ではない。だが、その意 味でも、民話という資料は、絶対に不可欠なものなのだ。(荒武者)東京新聞 10 月22日
(アラブの理解のために、こうした豊富な民話を語りで聞く楽しみを増やして行きた いという願いを別項での「アラビアン・ナイトの夕べ」の中で試みていこうと思って います)


イスラームの知識の問い合わせは
イスラミック・センター・ジャパンは

11億人以上の信者がいるといわれるイスラム教(イスラーム)は、世界三大世界 三大宗教の一つここ数年、イスラム教に入信する日本人が増えているといわれている が、まだまだ一般の日本人の イスラームの知識は、断片的で貧困である。

このイスラーム関する様々な問い合わせに応じているもらえる貴重な団体ーーイス ラミック・センター・ジャパンが東京世田谷区大原にある。l968年に設立された 同センターは、1975年に組織として再編成され宗教法人として承認を受けた。  またl983年12月17日、同センターの新ビル「 イスラーム会館」の落成式 典は、ラービタ(世界イスラーム連盟)のM.A.アル・ハラカーン長官らから成るサウ ディアラビア代表団はじめ、アラブ、イスラーム諸国からの 関係機関の代表者、大 学教授、在日大使や内外ムスリム多数が参加し盛大に行われた。

センターでは、礼拝、クルアーンの教授、 イスラーム講座、日本語の雑誌『アッサラーム』の発行、アラビア語の無料講座、図書室と閲覧のサービスなど多彩 な活動 を行っていほか、そのホームページでも、センターの地図、日本各地のモスクの場所 、イスラーム団体、役立ちサイト、関連サイト、 イスラーム講座等に知ることが出 来て便利である。

宗教法人イスラミックセンター・ジャパン   
〒156-0041東京都世田谷区大原1-16-11   
電話:03-3460-6169    
ファックス:03-3460-6105   
(休館日: 金曜日(礼拝のみ)、日曜日、祝祭日)
E-mail: islamcjp@islamcenter.or.jp     
URL:http://islamcenter.or.jp

日本ムスリム協会

日本ムスリム協会 JAPAN MUSLIM ASSOCIATION

 イスラームは仏教、キリスト教と並んで世界の3大宗教の一つであり、1,400年の歴史と、今日、主に中東、アフリカ、アジアの広範な地域にわたって約10億の信徒を持つ宗教である。  日本にイスラームが知られるようになったのは、明治以降であるが、とくに近年1970年代の石油時代を迎え、日本経済の発展の要素として、アラブ・イスラーム諸国と宗教「イスラーム」への関心が学会や民間を上げて高まってきた。またインドネシアやマレーシアを含むASEAN諸国の国際的地位 の向上は、イスラームへの理解を深めた。  

現在日本には、10数万人の外国人ムスリムがいろいろな職場で働いており、イスラームは急速に日本人の身近な存在となり、日本の国際化にも寄与する「日本のイスラーム」の新時代を迎えている。  

そのような状況下で、イスラームの宗教を学びたい人々や、信仰に入りたいと望む人々に対し、話を聞き、出版物を提供するなど、事務所を開放しているのが、日本ムスリム協会である。  

日本ムスリム協会は、日本における唯一のムスリム(イスラーム教徒)の団体として、1952年に設立され、1968年6月に宗教法人として認可され登録された宗教団体である。  

会の運営は、会員総会における選挙によって選出された会長と理事によって行われ、特定の政治色はもっていない。事業としては、イスラームの宣教、広報出版、信者の育成教育、宗教行事儀礼の勤行、イスラーム霊園の管理、海外イスラーム諸国との親善協力など幅広い活動を行っている。また発足以来、イスラーム諸国に留学生を派遣し、これまで60数名の留学生が帰国後、教職や民間企業で活躍している。  

世界の緊張緩和と地域的な民主化の進行する中で、宗教界においても対話と相互理解の気運が高まっており、世界平和実現のためのステップとして、日本における イスラーム諸団体及び諸宗教関係者との対話の協調にもつとめている。同協会では、日亜対訳「クルアーン」の刊行、アラビア語講座と留学生の派遣、クルアーン・ハディース研究会、イスラーム公開講座、会報「イスラーム」の発行、2大祭(イード)の礼拝、懇親会、被災者救援金募集活動などのボランティア活動、世界イスラーム連盟、RISEAP、世界連邦日本宗教委員会、新日本宗教団体連合会等との交流、イスラームに生きる体験入信と親睦会のイスラームキャンプなど多彩 な活動を行っている。

詳細は、事務局へお問い合わせ下さい。    
宗教法人  日本ムスリム協会 JAPAN MUSLIM ASSOCIATION   
〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-26-5 バロール代々木1004
TEL・FAX (03) 3370-3476

 


アラビア語学習のための文法書と辞書

初級アラビア語文法書
*日本語で書かれた文法書として次のものがあります。

1 黒柳恒夫「現代アラビア語入門」大学書林、1999    以前に泰流社で刊行されていた「アラビア語入門」を新タイトルで刊行したも の。初等文法を    網羅的に解説しており、動詞の詳しい説明があります。
2 内記良一「基礎アラビア語」大学書林、l983    特に現代アラビア語、今日的な内容の作文例が多く含まれています。
3 内記良一「詳しいアラビア語」大学書林、l989、上記2の続編です。
4 池田修「アラビア語入門」岩波書店、l976  古典の用例が多く上記、1、2、3より詳しい解説があります。
5 本田孝一「アラビア語の入門」白水社、l993、優しく解説した入門書です  (l998年に改訂)
6 本田孝一「ステップアップアラビア語」白水社、l998、上記5の続編です。
7 奴田原睦明、岡真理「エクスプレスアラビア語」白水社、l989  フスハーの会話を中心に編纂されており親しみ易く編集されています。文法の系統 的な  概説書ではありません。
8 佐々木淑子「アラビア語入門」青山社、各課に練習問題。巻末に資料編がついて います。   (2000年に改訂版)
9 四戸潤弥「現代アラビア語入門講座」上・下 東洋書店、l996  学習者には、テキストの文を読み、書かれた文章を覚えることが勧められており、 意図的に練習問題はつけられておりません。

*欧文で書かれた文法書として次のものがあります。


1 A.F.Abboud, Elementary Modern Standard Arabic, Part1-2, Cambridge Univ.P ress,l983  現代アラビア語学習のテキストで、録音テープもあります。
2 A.F.L.Beeston,Written Arabic, London, 1968
3 R.Blachere, Elements de l'arab classique,Paris,l961 (reprint Paris,l969)
4 C.Brockelmann,Arabische Grammatik, Leipzig,1960 (reprint l969)
5 D.Cowan, An Introduction to Modern Litery Arabic,London,1958 (reprint l964)
6 A.S.Tritton, Teach Tourself Arabic, London, First published in l943 (rep,1973)
7 F.J.Ziadeh & R.B.Winder: Introduction to Modern Arabic, London & Prinston, 1957
8 J.Kapiwasqy, Arabic Language and Grammer, 4 vols, Jerusalem l640-47
9 G.W.Thatcher,Arabic Grammer of the Written Language,London l942

中級・上級アラビア語文法書

1 A.Abboud, Modern Standard Arabic Intermediate Level, Part 1-3,Michigan,l971
2 R.M.Rammuny, Advanced Standard Arabic, Part 1-2, The University of Michigan Press,l994 (1, 2 は初級アラビア語文法書として挙げた初級7のいわば続編で練習問題 が豊富です。)
3 W.Wright, A Grammer of the Arabic Laguage (3rd ed.),2 vols, reprint,Cambrige 1962 古典アラビア語学習に備えておきたい一冊です。
4 H.Flish, I arabe classique,Beyrouth, l968

アラビア語辞典

1 H.Wehr.A Dictionary of Modern Written Arabic translated and edited by Milton Cowan, Wiesbaden,l967, 本書のペーパーバックとして次のところから出版され てい ます(Spoken Language Services Inc.)
2 J.G.Hava, Arabic English Dictionary, Beirut, l915 (reprint Beirut,l968)
3 本田孝一編「パスポート初級アラビア語辞典」白水社、l997
4 池田修「現代アラビア語小辞典」第三書館、1981
5 田村秀治「詳解アラビア語日本語辞典」中東調査会、1980   古典を読む際には、用例が多く利用できますが、現代アラビア語の学習に適した 辞書 と言うわけではありません。
6 F.Steingass, A Lerner's English-Arabic Dictionary, Beirut,l972
7 E.W.Lane, An Arabic-English Lexicon, vol.1-8, London,l863 (reprint Beirut, 1968) 古典を読むのに適した辞典ですが qaf 以降は著者の没後に継続されたもので良 く   ありません。
8 A.E.Elias, Elias's Modern Dictionary Arabic-English, Cairo, l9l3 (28th ed.1967)

日本語または英語ーアラビア語辞典

1 N.S.Doniach, The Oxford English-Arabic Dictionary of Current Usage, Oxford, l972
2 F.Steingass, English-Arabic Dictionary, New Delhi, l978
3 E.A.Elias, English-Arabic Dictionary, Cairo,1987 (2nd ed.)
4 Munir Ba'albaki, Al-Mawrid, A Modern English-Arabic Dictionary, Beirut, l977
5 宮本雅行、分野別アラビア語単語帳、中東調査会、平成3年
6 内記良一、日本語・アラビア語辞典、大学書林、平成11年 (上記以外にも学習書があると思いますが、いづれ総合的なリストとして発表し たいと思っています。)


メソポタミア関係文献(初版出版年代順)

*マルグリットリュッタン:矢島文夫訳:バビロニアの科学:白水社(文庫クセ ジュ):  1962、第五刷1975
*矢島文夫訳:ギルガメシュ叙事詩:山本書店:1965、増補12判 1991。 筑摩 書房(筑摩学芸文庫)1998. *ポールガレリ:矢島文夫訳:アッシリア学:白水社(文庫クセジュ)1966。
*H.ガスター:矢島文夫訳:世界最古の物語<バビロニア・ハッティ・カナアン>: 社 会思想社(現代教養文庫):1973、第36刷1997 *K.A.キッチン:津村俊夫訳:古代オリエントと旧約聖書:いのちのことば社:19 7 9
*ホルスト・クレンゲル:江上波夫・五味亨訳:古代バビロニアの歴史:山川出版社 :1 979。
*ポリス・ピオトロフスキー:加藤九祚訳:埋もれた古代大国の謎ー幻の国ウラルト ゥ国 を探るー:岩波書店:1981
*矢島文夫:メソポタミアの神話:筑摩書房(世界の神話1):1982、第2刷1 99 6。
*ホルスト・クレンゲル:江上波夫・五味亨訳:古代オリエント商人の世界:山川出 版  社:1983
*M.ヴァイツマンH.バーマント:矢島文夫監訳:エブラの発掘:山本書店:1983
*O.ノイゲバウアー:矢野道雄・斉藤潔訳:古代の精密科学:恒星社厚生閣:198 9
*L. ーリー・P.R.S.モーレー:森岡妙子訳:カルデア人のウル:みすず書房:19 86
*S.N.クレーマー:久我行子訳:シュメールの世界に生きて:岩波書店:1989。
*岸本道夫他:世界の歴史2:古代オリエント:河出書房新社:1989。
*H.J.ベッカー:鈴木佳秀訳:古代オリエントの法と社会ー旧約聖書とハンムラビ法 典ー:ヨルダン社:1989 *松本健:古代メソポタミア文明の謎:光文社文庫:1990。
*クルート・ビッテル:大村幸弘・吉田大輔訳:ヒッタイト王国の発見:山本書店: 1991。
*ジャン・ボッテロ・マリ=ジョゼフ・ステーヴ:矢島文夫監修:メソポタミア文明 :  創元社 1994。
*松谷敏夫監修:図説世界文化地理大百科・古代メソポタミア:朝倉書店:199 4。
*クリストファーウォーカー:大城光正訳:楔形文字:学芸書林:1995
*ジャンボッテロ:松本健監修:バビロニアーわれらの文明の始まりー: 創元社: 19 96
*中田一郎訳:ハンムラビ「法典」:LITHON:1999。
*室井和男:バビロニアの数学:東京大学出版会:2000


身近なアラブ中東美術館を訪れよう

安い海外旅行のツアーが増えたとはいえ、アラブ諸国に行くのにはそれなりの準備 と資金がいる。しかし、幸い東京には、ふだんあまり接する機会が少ない中近東、ア ラブの美術・工芸品を鑑賞できる美術館が幾つかある。こうした身近な中近東美術館 を訪れ、中近東の歴史、文化に接することができるのは有り難い。アラブ諸国への訪 問を実り多いものにするために是非ともおすすめしたい。

* 中近東文化センター
 1979年10月、三鷹市大沢に設立。  出光美術館所蔵のオリエント美術品を展観する出光美術館分館と、財団法人中近東 文化センター所蔵の文献を閲覧に供する図書館が一体となってl979年開設され た。  
 
  古代オリエントの先史土器、エジプト・ローマンイスラムのガラス工芸品、イスラ ム陶器など約1500点を常時展示し、関係図書1万5000冊を所蔵。1階の美術 展示室、2階の図書室、研究室、さらに地階の講堂(l00人収容)とあわせて、日 本における中近東文化研究のセンター的役割を担っている。  
 
 中近東の古代・中世・近世の歴史・文化を調査・研究する施設であり、同時に専 門図書館としての機能をも兼ね備えている。 要するに、欧米植民地風のベ-ルを自らの手でかなぐり捨て、日本人の前に台頭 してきた、巨大な中近東の歴史・文化の実態を、基礎的な面から解明しようとする研 究機関である。 開館時間:午前10時~午後5時 入館料: 一般300円、高校・大学生200円  

*古代オリエント博物館  
  東京池袋の「サンシャイン60」の一角、文化会館内に1978年開館した日本最 初の古代オリエント博物館。  先史時代からササン朝ペルシャまでの古代オリエント地方の石像、金工品、ガラス 器、土器、陶器、モザイク、円筒印章、コインなど約2000点、他に博物館が行っ ているシリア国の発掘出土品約1000点を収蔵展示している。  

  さらに関係文献資料数千点を持ち、一般教育としての公開活動はもちろん、学術研 究を主眼とする博物館を目指す。年間3回の特別展示、6回程度の講演会を催してい る。  

*岡山私立オリエント美術館  
  岡山学園の安原真二郎理事長よりオリエント美術館約2000点の寄贈を受け、そ れを契機にl979年4月に開館。  収集品の内容は、ペルシャ、メソポタミア、シリア地域から出土した紀元前500 0年から紀元後8世紀までの美術品が中心。  

*東京国立博物館(東洋館)
 
  日本でも珍しいミイラにあえる。中王国時代の船の模型や奉納碑も展示されてい る。  

*松岡美術館(港区)  
エイヘイの座像やアマルナの王女頭部、彩色木棺など見応えのあるものが揃ってい る。


古代エジプト関係の主な出版物ー2000年3月10現在ー

(フィクションの範疇を除く)(出版社の弥呂久から提供 頂きました)

●早わかり
『エジプト』「ブルーガイド海外版」 実業之日本社 1600円
『吉村作治の古代エジプト講義録』 上・下2巻 吉村作治・著 講談社文庫 各 854円
『古代エジプトの謎』「ビジュアル版歴史謎事典 1」 吉村作治・監修 光文社文 庫500円

●ビジュアルで見て楽しいもの
『古代エジプト文明─歴代王朝3000年を旅する』 松本 弥・訳 PHP 1400円
『エジプト古代文明の旅』 仁田三夫・写真 松本 弥他・著 講談社カルチャーブ ックス 1456円
『ヴィジュアル版 古代エジプトの世界』 チャールズ・フリーマン・著 内田杉彦 ・訳 原書房 9500円
『古代エジプト』「ビジュアル博物館」 同朋舎 3500円
『ナイルの遺産』 屋形禎亮・監修 山川出版社 2900円
『ナイルに生きる人々』 山川出版 仁田三夫・写真 3333円
『ナイル河紀行』 野町和嘉・写真 とんぼの本 新潮社 1553円
『ルクソール讃歌』 仁田三夫・著 ちくま文庫 1200円
『世界の遺跡─復原透視図』 三省堂 3800円
『古代エジプト』「地図で読む世界の歴史」 ビル・マンリー・著 鈴木まどか・訳  河出書房  2000円
『甦るアレクサンドリア』ジャン=イヴ・アンプルール・著 周藤芳幸・監訳 河出書房 9500円
『図説古代エジプト1─ピラミッドとツタンカーメンの遺宝編』 仁田三夫・編著・ 写松本弥他・執筆 ふくろうの本 河出書房 1800円
『図説古代エジプト2─王家の谷と神々の遺宝編』 仁田三夫・編著・写真 松本弥 他・執筆  ふくろうの本 河出書房 1800円
『エジプト・大ファラオの帝国』「NHK大英博物館 2」 NHK出版 3500円
『エジプト原風景への旅』 鈴木まどか著 丸善 4000円
『古代エジプトの壁画』 仁田三夫・写真 岩崎美術社 4700円

●歴史・旅行エッセー
『ナイルのほとりの物語』 吉村作治・著 小学館ライブラリー  790円
『エジプト史を掘る』 吉村作治・著 小学館ライブラリー 780円
『ファラオに逢いたい─エジプト考古学者への道』 吉村作治・著 小学館 1262円  
『貴族の墓のミイラたち』 吉村作治・著 平凡社ライブラリー 950円
『エジプトは誘惑する』 田中四郎・著 文藝春秋 1748円
『フローベルのエジプト』 ギュスターフ・フローベル・著 斎藤昌三・訳 法政大学出版局 3500円
『古代エジプトの謎を掘る』 吉村作治・著 世界文化社 1600円
『エジプトが好きだから』 ムラマツエリコ+なかがわみどり・著 JTB 1545円
『エジプト─ヘロドトスの旅した世界』 ジャック・ラカリエール・解説 幸田礼雅 ・訳新評論 2200円

●総合
『物語 古代エジプト人』 松本 弥・著 文春新書 710円
『古代エジプトのファラオ』 松本 弥・著 弥呂久 2800円
『エジプト文化入門』 E.オットー・著 吉成薫・訳 弥呂久 1500円
『古代エジプトの遺宝』「カイロ・エジプト博物館、ルクソール美術館」松本 弥・ 著弥呂久
『古代のオリエント』「ビジュアル版世界の歴史 2」小川英夫・著 講談社 2136 円
『ナイルの王墓と神殿』 桜井清彦・監修 「世界の大遺跡 2」 講談社 6600円
『エジプト─驚異の古代文明』 アルベルト・シリオッティ著 鈴木八司・訳 新潮 社9000円
『エジプト』「世界の歴史と文化」 鈴木八司・著 新潮社 2900円
『カイロ』「世界の都市物語 10」 牟田口義郎・著 文藝春秋 2000円
『カイロ』「世界の都市物語 10」 牟田口義郎・著 文春文庫 629円 『図説古代エジプト生活誌』(上・下) E.ストロウハル・著 内田杉彦・訳 原 書房各 2718円
『古代エジプト─都市文明の誕生』 古谷野晃・著古今書院 5500円
『古代のエジプト』 平田寛・監修 「図説世界文化地理大百科」 朝倉書店  23700円

●考古学
『図説王家の谷百科』 ニコラス・リーヴス/リチャード・H・ウィムキンソン・著 近藤二郎・訳 原書房 3800円
『エジプト考古学』 T.G.H.ジェイムズ・著 酒井傳六・訳 学生社 2400円 『王(ファラオ)の墓づくり人』 M.ビアブライヤー・著 酒井傳六・訳 学生社 1650円
『エジプト発掘30年』 吉村作治・著 平凡社 1500円
『古代エジプトを発掘する』 高宮いずみ・著  岩波新書 740円
『王家の谷』 O.ノイバート・著 酒井傳六・訳 教養選書 法政大学出版局   1900円
『王家の谷』アルベルト・シリオッティ・著 矢島文夫・監訳 河出書房 3800円
『ナポレオン発掘記』 F.コクトー・著 酒井傳六・訳 教養選書 法政大学出版局                                     1000円
『古代エジプト探検史』 創元社「知の発見」双書 1400円
『エジプトの考古学』 近藤二郎・著  同成社 2600円

●ピラミッド・スフィンクス
『ピラミッドの謎』 吉村作治・著 講談社現代新書 640円
『ピラミッドの謎』 J.P.ローエル・著 酒井傳六・訳 教養選書 法政大学出版局 1900円
『ピラミッド─その光と影の謎を追う』 酒井傳六著 学生社 1650円
『ピラミッド─新たなる謎』 吉村作治・監修 光文社文庫 540円
『ピラミッド』(絵本) 同朋舎 2400円
『図解ライブラリー エジプトのピラミッド』 ジャクリーン・モーリー 三省堂2200円
『ピラミッド』アルベルト・シリオッティ・著 矢島文夫・監訳 河出書房 3800円
『オリオン・ミステリー』 吉村作治・監修 NHK出版 2400円

●象形文字(ヒエログリフ)
『象形文字入門』 加藤一朗・著 中公新書 540円
『ヒエログリフ入門』 吉成薫・著 弥呂久 2000円
『図説 古代エジプト文字手帳』 松本 弥・著 弥呂久 2000円
『図説古代エジプト誌 ヒエログリフをひらく』 松本 弥・著 弥呂久 2000円
『古代エジプト語基本単語集』 西村洋子・著 平凡社 2200円 
『古代文字の謎□オリエント諸語の解読』 C.H.ゴードン・著 津村俊夫・訳 教養文庫 社会思想社  660円
『エジプト聖刻文字』「大英博物館双書 失われた文字をよむ 2」ヴィヴィアン・ デイヴィス・著塚本明広訳、矢島文夫監修 学芸書林 1553円
『やさしいヒエログリフ講座』 秋山慎一・著 原書房 2800円

●美術
『図説古代エジプト誌 古代エジプト美術手帳』 松本 弥・著 弥呂久 2800円
『エジプト美術』 友部直・責任編集 「世界美術大全集 2」 小学館 19333円
『エジプトの美術』 水沢澄夫・著 教養文庫 社会思想社 昔の復刊 680円
『エジプト美術の謎』 鈴木まどか・著 丸善ライブラリー 680円
『エジプト美術』 杉勇編 「大系世界の美術 3」 学研  9800円

●人物
『クレオパトラの謎』 吉村作治・著 講談社現代新書  631円
『クレオパトラ』 創元社「知の発見」双書 1300円
『クレオパトラ』 B.メシャン・著 両角良彦・訳 みすず書房 2369円
『クレオパトラ物語』 白水社 ミリアム・アリ・著 大塚幸男・訳 1845円
『ツタンカーメンの謎』 吉村作治・著 講談社現代新書 660円
『図説黄金のツタンカーメン』 N.リーヴス・著 近藤二郎・訳 原書房 3689円
『ツタンカーメン秘話』 トマス・ホーヴィング・著 屋形禎亮・訳 白水社 2800 円
『古代エジプト人』 L.コットレル・著 酒井傳六・訳 教養選書 法政大学出版局  1700円
『アレクサンダー大王』 創元社「知の発見」双書 1400円
『最後のエジプト人』 白水社 ジェラール・マセ・著 千葉文夫・訳 1800円
『消されたファラオ』 グレアム・フィリップス・著 匝瑳玲子・訳 朝日新聞社 2400円

●文学
『古代エジプトの物語』 矢島文夫・編 教養文庫 社会思想社  466円
『古代エジプト恋愛詩集』 ボリス・デ・ラケヴィルツ・編 谷口勇・訳 1900円

●神々・宗教・ミイラ
『エジプトミイラの話』 M.M.ペイス・著 清水雄次郎・訳 桜井清彦・解説 弥呂 久1500円
『エジプトの神々』 J.チェルニー・著 吉成薫+吉成美登里・訳 弥呂久 1500円
『ファラオと死者の書』 吉村作治・著 小学館 780円
『ミイラの謎』 創元社「知の発見」双書 1300円
『図説エジプトの神々事典』 S.ロッシーニ・著 矢島文夫・訳 河出書房 2678 円
『古代エジプトの神々』 三笠宮崇仁・著 日本放送出版協会  2300円
『ミイラ解体』「大英博物館双書 古代エジプトを知る1」ジョン・H・テイーラー ・著 鈴木麻穂・訳 鈴木八司 監修 学芸書林 2095円
『エジプトの死者の書』 石上玄一郎・著 レグルス文庫 第三文明社 800円
『エジプト神話』 ヴェロニカ・イオンズ著 酒井伝六・訳 青土社 1800円
『エジプト神話シンボル事典』 M.ルルカー・著 山下主一郎・訳 大修館3193 円 0
『エジプト 初期高度文明の神学と信仰心』 ヤン・アスマン・著 吹田浩・訳   関西大学 3500円
『エジプト神イシスとオシリスの伝説について』 プルタルコス・著 柳沼重剛・訳  岩波文庫 505円

●その他各論
『古代エジプト象徴事典』 R. H. ウィルキンソン 近藤二郎・監修 原書房 3800 円
『古代エジプトの音楽』 リーサ・マニケ著 松本 恵・訳 弥呂久 2500円
『ファラオの食卓』 吉村作治・著 小学館ライブラリー 790円
『古代エジプトの女性たち』 ザヒ・ハウス・著 西川厚・共訳 原書房 3800円
『古代の旅の物語』 ライオネル・カソン・著 小林雅夫・監訳 原書房 3800円
『古代エジプト女王伝』 吉村作治・著 新潮選書  1200円
『古代エジプトの遊びとスポーツ』 V.デッカー著 法政大学出版局 2700円
『古代オリエントの生活』 三笠宮崇仁・監修 「生活の世界歴史」 河出文庫  800円
『病と風土』「大英博物館双書 古代エジプトを知る 2」ジョイス・ファイラ・著 内田杉彦・訳 鈴木八司・監修 学芸書林 2095円
『ファラオの秘薬』 リズ・マニカ・著 編集部・訳 八坂書房 2884円 
『CGでよみがえる古代遺跡』 大成建設設計本部CGビジョン室・著 日経BP社   2800円
『エジプト・メソポタミア建築』 「図説世界建築2」シートン・ロイド/メンス・ヴォルフガンク・ミュラー・著 堀内清郎・訳  本の友社 9518円
『ナイルの風に羽ばたく翼─エジプト探鳥ノート』 吉原修・著 あさま童風社  2427円